松本市の南東、鉢伏山の中腹、標高1,000ⅿにある真言宗の名刹・牛伏寺。
厄除けとしても有名で、毎年1月に行われる「厄除縁日大祭」には多くの参詣客が訪れます。
古くから修験道の寺として知られ、県下最大で屈指の規模と文化財を誇る寺院です。
本尊は十一面観音立像(重要文化財)。
聖徳太子が42歳の時に自ら刻んだ観音像を本尊として鉢伏山に安置したのが始まりと伝えられております。
寺名については、756年、唐からもたらされた大般若経600巻を善光寺へ奉納する途中、経典を運んでいた2頭の牛が倒れたことから「牛伏寺」の名が付いたと言われてます。
見事な茅葺屋根の如意輪堂(1798・江戸中期 寛政10年)。
傍で見ると圧巻でした。
如意輪堂の本尊で長野県宝である木造如意観音坐像
池からみる如意輪堂の景色の美しいこと!
しばし見惚れていました。
仁王門(1726・江戸中期 享保11年)は、三間一戸の楼門で、入母屋造、銅板葺。
御朱印
牛伏寺は信州随一の厄除け観音なので、今はまだバタバタしているのでそのうち落ち着いたら是非厄落としにまた伺おうと思います。
金峯山 牛伏寺
長野県松本市内田2573
http://www.gofukuji.or.jp/
TEL : 0263-58-3178
時間 : 9:00~16:00
備考 : 木造十一面観音及び両脇侍像、木造釈迦如来及び両脇侍像、木造薬師如来坐像、木造大威徳明王像(重要文化財)ほか
アクセス : 塩尻北IC・塩尻ICより車で約20分
山号 :金峯山
宗派 :真言宗智山派
本尊 :十一面観音
創建 : (伝)756年(天平勝宝7年)
札所等 : 信濃三十三観音霊場27番、信州筑摩三十三カ所観音霊場9番