父が亡くなり、約1年が経過した。
昨年は、慌しさにまぎれ
年賀欠礼のはがきも出さず、訃報をご存じない方から
当然であるが、年賀状が届いた。
今年・・・年賀状を書くとき
父の訃報をご存知ない方へ、お知らせをした。
すると・・・数名の方が
新年早々にあるのにかかわらず、お悔やみに来ていただいた。
本当に恐縮するのみである。
最近は家族葬が主流であるが、葬儀社の自分・・・
そして遺族になった自分・・・
その立場で葛藤があるのも事実。
正直・・・葬儀社として、家族葬があるから生きていける。
しかし・・・故人の足跡を考えた場合、葬儀の重要性がよくわかっただけに
複雑である。
天涯孤独な人って・・・いるのだろうか・・・?
人間・・・この世に生を受けた瞬間から、多くの人と交わりを得る。
当然・・・喜怒哀楽の人生の中で・・・
好き嫌いはあろうが、亡くなれば
人は皆平等・・・仏様や神様になる。
うまく表現は出来ないが、父が亡くなり
多くの人とのご縁の大切さが身にしみる。