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遺産相続は遺言で大丈夫なのか?

2011年01月06日 09時51分57秒 | お葬式

葬儀屋の仕事をしていると

色々な人間模様に接する。

 

相続・・・

 

これは本当に奥が深い物語である。

 

兄弟は他人の始まり・・・とは、相続からきた言葉かも知れない。

 

この相続・・・すんなりといくケースとそうでない場合と

真っ二つに分かれる。

 

まず・・・相続には、故人の戸籍の洗い直しから始まる。

亡くなった本人の現在の戸籍謄本はもちろん

生まれた時から亡くなるまでの戸籍謄本全てを取り揃え、

家族相関図のような図式を描き出し、相続人をはっきりさせる。

 

この作業・・・相続で揉めそうな所は・・・専門家に依頼したほうがよい。

 

ここで・・・隠し子や前妻(夫)の子供さんなどや異兄弟がいる場合

話が複雑になる場合があるので・・・要注意。

 

その様なケースが多いのか知らないが、最近は専門家が盛んに

相続には遺言を・・・とか

相続には公正証書を・・・などと言われている。

 

確かに法的に有益なことであるが、しこりが後々まで残ることも多い。

 

 

私はここで声を大にしていいたい。

 

相続で揉めるのは・・・故人を始めとする、その家の教育が悪い。

 

確かに、金や財産に目がくらむのが人間ではあるが

そんなことで得た金が何の役に立つものか・・・

 

私は自慢ではないが、相続で揉めなかった。

 

現金は全て母親に・・・

あとの所有物は、両親の面倒を見てくれた妹に・・・

 

弟と私は・・・これから自力で稼ごうや・・・と言って

おしまい。

 

だから今でも良好な関係が築けている。

 

揉めそうな人は、生前に配分するべし。

亡くなって・・・せっかく家族のために頑張ってきたのに、その配分をめぐり

親族がバラバラになったり、しまいには墓所の前で、罵詈雑言を浴びせられては

成仏どころの話ではなくなる。

 

 

ランドセルを タイガーマスク名で寄付した善意の人・・・

不気味に思えるが、子供は大喜び・・・

まさしく、お金は・・・使い方次第・・・

 

色々な人間模様が見える世の中だけど

 

争いが起きない社会でありたいものである。