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梵が昇格しても、木村は不動のショートストップ

2011年08月30日 07時58分30秒 | カープ

野球界では、ショートにいい選手がいるチームは強い…と言われた。

思い出してみると、ショートを守った選手…確かに名選手と呼ばれた人が多く、その時代にそのチームは確かに強かった。

古くは…吉田義男(阪神)、大橋譲(阪急)、石毛宏倫(西武)、川相昌弘巨人)

最近では…宮本(ヤクルト)、井端(中日)、金子(日ハム)、中島(西武)など…

 

さてカープ・・・

歴代のショートを見れば、いい選手が多い。

古葉毅(竹識)、三村敏之、高橋慶彦、野村謙二郎、シーツ、山崎浩司、梵英心、木村昇吾…

 

この中で・・・一番うまいと思わせたのはシーツであるが 彼は当時カープのショートを安心して任される人材がいなかったための緊急処置的存在であった。

 

ではカープ歴代日本人NO1のショートと言えば…

私は梵だと思っていた。

 

しかし・・・梵には 内に秘める闘志はあるのかもしれないが、それを体言化し表現することに欠けているため、一部には…やる気があるのか無いのか わからない印象を与えてしまっている。

 

そして…梵の怪我で木村が浮上し、今ではカープに欠かせない存在になった。

今では梵を凌ぐ働きをしている。

この木村…球場で生の姿を見ると、非常に好感が持て素晴らしい選手である。

まず目を引くのは、攻守交替でのキビキビした振る舞い。

これは12球団に多くの選手がいるのだが、稲葉(日ハム)よりも上で、私はNO1だと思う。

見ていて、とても気持ちがよく、彼は本当に野球ができる喜びを全身で表している唯一の野球選手だと感じる。

打撃が非力と言われたが、相当な努力をしたのであろう。

今では力強い打撃をしており、不動のレギュラーに歩を進めている。

 

昨年も東出の故障で、立派に代役を務めていたが、セカンドよりもショートの方が守備力は高い。

過去には、敗戦につながる失策もあったが、彼の懸命にプレーする姿から、私は批判する気にはならなかった。

 

さて間もなく・・・梵も合流してくる。

激しい定位置争いが行われるのだろうが、現状では木村がリードしていると思う。

木村には・・・一層精進して まだまだ伸びてほしいものである。