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何も変化のない野村カープ

2012年02月26日 08時43分08秒 | カープ

2年間の監督生活で、反省をし、監督たるものに真剣に向き合っているなら、ここまでの練習試合やオープン戦を含め、少しは我々ファンに納得させる戦術があったであろう。

しかし相変わらずの状況が、ここまで続く。

昨日などソフトバンクに4盗塁も決められ、対するカープは0。

ヒットはソフトバンク10本に対してカープは5本。

四死球はソフトバンク3個で、カープは4個。

(出塁合計は、小窪のエラーが1つあるので、ソフトバンク14回でカープは9回)

得点は3対1で、カープは会沢のホームランによる1点のみ。

 

また三振の数は、カープの方が少ない。

ということは、打者が淡白になったのか、それとも昨シーズン終了後から、首脳陣が選手に対し、意識改革が何もなされていなかったのではなかろうか?

打順も1番東出では、出塁率は高いかもしれないが、相手バッテリーに嫌らしさをまったく与えない。

現有戦力からみれば、相手の嫌がる赤松や天谷を辛抱強く起用してほしいと思う。

梵の故障は、機動力野球に陰を落とす。(本当は無理をさせてはいけなかった)

本当であれば、梵を一番に起用するのが首脳陣の狙いだったのだが、スタンビノアが、故障から計算できない状況を想定し、3番梵の構想に変更を余儀なくされた。

しかしその梵が古傷を再発し、木村の状態も上がらないということで、小窪の起用となった。

野村監督が小窪を起用しないのは、ただ単に小窪のプレースタイルが気に入らないだけであろう。

そうでなければ、あのような喰らいつくガメツイ選手は、レギュラーになってもおかしくはない。

いま起用しているのは、小窪が他の野手より状態がよく、誰が見ても起用せざるを得ないからだと思う。

 

私は、野村監督批判を繰り返しているが、今年は内心おおきな期待をしていた。

何を期待していたかというと、機動力野球の復活である。

ここまでの2年間、シーズン通して機動力野球を見たことがない。

今年に監督生命を賭け、自身が躍動した現役時代を彷彿させる機動力野球の再現こそ、野村が監督として生きる道・・・いや赤ヘル野球の復活と思っていた。

しかし、ここまでの試合形式で一度もその姿はみることがない。

ここまでやって来なかったということは、これからも期待が持てないのかも知れないと感じている。

やはり期待した私が甘かったのだろう。

古葉監督時代のオープン戦や実戦、本当に機動力は目を見張るものがあった。

オープン戦は実戦とは違う・・・という声を聞く。

しかし、20年以上も下位を低迷するチームには、そんなことは言ってられないものである。

秋キャンプから、春キャンプへの流れをつくるべきだが、その中でカープに不足した、少ないチャンスをものにする野球を真剣に監督はじめスタッフは考えたのだろうか?

またの機会に触れたいが、打撃を生かすためとはいえ、捕手としての潜在能力を無視した会沢の外野起用に、野村采配の混迷を憂うものである。