前回の続きです。
川越八幡宮に続いて
花手水があるという
天台宗のお寺の中院へ
向かう。
観光案内所で頂いた
観光地図を頼りに
キョロキョロ
うろうろしながら探す。
住宅街の中にあり
人通りも少なく
うろうろも楽しい。
中へ入る。静かだ。
小さめの可愛らしい花手水。
少々疲れて
石の腰掛けで休憩。
庭の手入れをしている方
とお話する。
枝垂れ桜の頃は
参拝客が増えるという。
早めに咲くミモザの黄色
とのコラボがいいんですよ
と教えてくれた。
見てみたいなあと思い
来年の目標が一つ増えた。
「水琴があるんですよね」と
新情報を下さった。
『今は「つくばい」の水を
止めてあるけど出して
みましょうか』と
言ってくれた。
ポトン ポトンと水滴の
調整をして地下に落ちる
水滴の音を聞かせて
下さった。
自然の水の落ちる音、
少し金属的な音もする
ような頭の奥に響く
癒される音だった。
昔の人は何を思い、
何をして地下に細工を
施したのだろうか…
蔵造りと喜多院もいいが
こんなに静かで
落ち着く所があったんだ。
違った角度から川越を
みてみようと
そう思った。
帰りはまた人通りの多い
通りに戻り、2ヵ月前に
開店したという
星乃珈琲店で
遅めのランチと珈琲で
今日を振り返った。
花屋の店先にあった
花手水。
この中に手を入れて洗うのかな?
水琴窟の音は、京都にいたときに是非聴きたいと思いながら忘れてしまってまだ聞いたことがありません。
きっと素敵な音なんでしょうね。