「われは道なり、真理なり、生命なり」キリストのこの言葉は、至上我の実現に到達したる心得をいう。そのキリスト(ジーザス)が教えたことは、自我の発見即ち魂の覚醒をいうのである。
それをキリストは「神の国」と言い「天国」といって、「神の国はここに在り、彼処にありというものに非ず。神の国は汝の内に在り「と教えた。大霊原子が心臓の中心(上胸の真ん中)に在って輝き出すと、世界観が全く変わってしまって、愛と智慧に新生するから、神の国は汝らの内に在りという。
天国のたとえ話は、これに照らすと明らかになる。