鶴彬(つるあきら)の感想です。
きょうのよき日の旗がたってあぶれてしまう(1936年)
祝日や夏休みや連休も賃金カットされる非正規やシフト制の仲間たち。国葬もよき日として休みにするのか。とんでもない。
「職工入ルベカラズ!」重役の糞たれるとこ(1935年)
今、非正規入るべからず、沢山あります。派遣労働者は入場時間すら制限され、社員が目の前で自由にぞろぞろと工場に出勤する姿をみながら、自分たちは時間が来るまで、まるで見せしめのように正門前でじっと待たされる大会社もあります。
泥棒を選べと推薦状が来る(1936年)
選挙中、自民党らから推薦電話沢山来ました。あれも統一教会員のボランティアだったのかね。
食堂があっても食へぬ失業者(1929年)
ブジヤマとサクラの国の失業者(1935年)
神国の富士飢餓日本の三原山(1936年)
働きもしない1%の資本家のお前らが、99%の民衆の富を独占している「働かざる者食うべからず!」はお前らのこと。国葬する金を食事もとっていない子供たちにまわせ。何が「美しい国日本だ」。
仲間を殺す弾丸こさえる徹夜、徹夜(1936年)
ウクライナ戦争に運ぶ武器、世界の軍需工場で働く多くの労働者!!! 万国の労働者団結せよ!
奴隷の街の電柱は春のアヂビラのレポーター(1934年)
これ最高に好きです。鶴彬の立ち位置が目に浮かびます。深川の工場街のあちこちの電柱に貼られたストライキ決起と連帯を呼び掛けるアヂテーションのビラは、コメの糊でベタベタ貼り付けてあるのでしょう。警官や特高に見つかればたちどころに検挙です。深川の工場労働者の決起や特高らとの緊張関係まで伝わります。僕ら大久保製壜闘争でも「大久保製壜闘争記録映画上映会」のポスターを夕方電柱にくくり付けている支部組合員1名と支援2名が待ち構えていた警官隊10数名に逮捕されたことがあり、僕らは3日間の深夜に渡る闘いで3名を取り戻したこともありました。