おやじのパイプ

壁に飾ったシベリア抑留中に作ったと自慢していた亡父のパイプを眺めながら写真と木版画の海を漂っている。

昨夜の読書「賤ヶ岳」

2018-12-17 09:21:34 | 読書
図書館から借りていた本が切れた(予約待ち)ので、返却を兼ねて探しにいってきた。
新刊、お勧めの中から軽く読めそうなものを3冊を借りてきた。
そのうちの1冊がこれ。
七人の作家による賤ヶ岳を題材にした短編集である。・・・シリーズ化されている。
歴史とかで聞いている話とはまた違った展開のストーリーで楽しく一気読みしてしまった。
結局なんだかんだと言いながら、賤ヶ岳7本槍は唯一、脇坂を除いて徳川時代には生き残れなかったみたい。
秀吉子飼いの小姓から出世していったんだろが、槍働だけでは泰平時代への軟着陸が無理だったみたい。
いわゆる”ピーターの法則”(最近読んだ本)はどの時代でも行きているって言うこと。
そう言う視点でこの本を読むとまた違った味がして面白いと思う。