健康宅配便より転載
2013-07-29
ーーー転載開始ーーー
昔から、お年寄りを一番風呂に入れては
いけない、と言われていますが、なぜでしょう?
それは、一番風呂は塩素がきついため、
抵抗力の弱いお年寄りにはダメージが
大きいからです。
だから、最初に元気のいい人が一番風呂に入り、
“お湯を柔らかく”して、お年寄りに入ってもらう
わけです。
逆に言いますと、一番風呂は、危険だということです。
塩素は、有機物と反応すると、「トリハロメタン」を
発生させます。
この「トリハロメタン」は、中枢神経や腎臓・肝臓に
ダメージを与えます。
最悪、発がん性も指摘されています。
また、トリハロメタンの入った水を飲みつづけると、
流産の恐れがあります。
さらに、飲むよりも肺から摂り込んだ場合の方が
もっと危険です。
分解されずに、血液と一緒に全身に回るからです。
一説では、トリハロメタンを吸った場合、飲んだ場合
よりも毒性が1,000倍も高いといいます。
そう、
そのトリハロメタンを大量に吸い込んでいるのが
シャワータイムだったのです!
塩素を含んだ水道水が、シャワーによって拡散し、
トリハロメタンが発生!
一挙に風呂場に揮発して、充満!
これで大量に吸い込んでいるわけです。
しかも、ほとんど毎日という場合、さらに吸引量が増えます!
というわけで、衛生観念が発達した現代において、殺菌や
除菌が過剰な社会となりましたが、このシャワーもその
弊害といえるでしょう。
特に習慣化したために、このトリハロメタンの摂取を避ける
ことは困難といえます。
そこで簡単な対策。
1.できるだけ窓を開けたり、換気扇で風呂場の空気を
外に逃がす。
2.浴槽にミカンの皮を入れておく。
3.シャワーヘッドや蛇口に、塩素を取り除くカートリッジを
取り付ける。
夏場は特にシャワーばかりという人が多いですが、
シャワーよりも、湯船に浸かった方が、まだ安全です。
その辺の意識から変えてみるのもよいかもしれません。
ーーー転載終了ーーー