大雨の朝
寅君と一緒におにぎりを貰いに並んだ…
ひとパックにおにぎりが一つ
具は決まって梅干し
そこに五枚入りの味のりがついている…
一度に二つほど貰えるが
余れば三つ四つと貰えたりとかもする…
それが毎朝早朝五時過ぎの話
配ってくれてるのは
キリスト教会系の宣教師の外人さん達…
少し離れた公園南門でも
十四時から同じくおにぎりが配られ
そのおにぎりが
ホームレスの命を繋いでるといっても
もはや過言では無い…
因みにこのおにぎり
意外と不思議な流通の仕方もしている…
うつ病の人から聞いた話では
この時間貰いに来れなかった仲間達に
売ったりしているマジ話…
しかも一つが百円という高額なだけに
それを買える人は
仕事をしてるか
或いは福祉を受けているかに限られる…
それに路上という場所には
意外だが他人に分け与える文化がある…
しかし何かを貰ったなら
お返しをするのはどの世界でも同じ事…
その返し物として
このおにぎりを使っている人達もいる…
ある意味彼らにとってのそれは
おにぎりを超えた存在でもあるようだ…
それだけに彼らは
台風の雨に打たれようが雷が鳴ろうが
一日も欠かさずに並んでいる…
そんなおにぎりが大好きな人達に
この曲を贈ります…
それではお聞き下さい「♪おにぎりの歌…」
http://m.youtube.com/watch?v=fwdnMLthu2A
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