スコラム博士らによると、経口摂取によるビタミンCは、低ビタミンC血症の長期入院の老年病患者118名で試験され、ビタミンCを1g/日、28日間投与された。これらの患者は、プラセボに比べて、臨床上の改善、体重増加が認められた。彼らの年齢は59歳から97歳の間で、ビタミンCとプラセボはどちらも外観、味とも区別がつかなかった」。
約1ヶ月後のビタミンCとプラセボ投与後の臨床症状の変化は、活発さでは、ビタミンC群で13名、プラセボ群では8名、周囲に対する関心では、ビタミンC群では8名、プラセボ群では5名、食欲では、ビタミンC群では5名、プラセボ群では2名、活発さと関心度では、ビタミンC群は15名、プラセボ群では8名、活発さと関心度、食欲では、ビタミンC群が26名、プラセボ群では18名で、それぞれ改善が見られた。また、体重増加では、ビタミンC群は33名、プラセボ群は23名、平均体重変化(kg)は、ビタミン群は+0.54kg、プラセボ群は-0.24kgであった。これらの結果から、低ビタミンC血症の老年病患者へのビタミンCの効果が期待されます。そして、ビタミンCが老人への福音となることを期待しています。
References
c.J. Scrum The Lancet. 24 March , 1979