草のにおいがぷんぷん

実家の庭の草刈りはよかったよ。

時々涼しい風が吹いてさ。

休憩に出てきたメロンが美味かった。

びっしょりと汗をかくような運動をしたあとだから、なおさら美味かった。

肝心の草刈りのことはあまり覚えていない。

草を刈ってる時は、トランン状態に近いんじゃないだろうか。

今もトランス状態といいますか、眠くて時々何を書いているのか分からなくなりますが。


鎌を借りたんですが、またよく切れる鎌でね。

切れ味につられて刈っていたようなところもありました。

手の動きが止まらない。

そしてずーっと中腰になってやってますから、急に立ち上がると頭がクラッきて足がふらつきます。

まあ、たぶん一緒にやってた父は、気づいていたと思いますよ。

最後の方は膝をついて作業してましたしね。

それでも父よりは若いですから、手の動きだけは止まらなかった。


もちろん、父も僕もマスクなんてしませんよ。

マスクなんかしながら作業したら、喜びも半減ですよ。

刈った草のにおいが鼻にぷんぷんするからいい。

なんともいい気分でした。

作業が終わってからもしばらく興奮していたので、カラオケでクールダウンしましてね。

鏡をみたら、よれよれでしたが。

こういう流れもなかなかいいんじゃないかと思いました。



お土産もらったカステラを食べて。

その甘さがまた染みて美味かった。