子供の頃に観た怪獣映画、『キングコング対ゴジラ』。
人気者どうしの戦いに、制作側も決着をつけられなかったようだ。
しかしそれから50年たって、今度の『GODGILLAvsKONG』では、ついに決着がつくようだ。
考えてみれば日本の『ゴジラ』は、原爆実験やアメリカの日本への原爆投下がなければ、生まれてはこなかっただろう。
人間は狂う。
日本でも、いろんなゴジラが作られたけれど。
今度のGODGILLAはアメリカの生み出した狂気として、描かれるのではないだろうか。
それと真っ向から対峙し、多くの犠牲をだしながらも、最後はKONGが勝つのではないだろうか。
映画の中の話ではあるけれど、KONGのいるアメリカがちょっとうらやましい。
さて、あとは映画館で確かめるしかないな。
日本で今ゴジラを作るなら、コロナ・インフォデミックによって生まれた狂気として、ゴジラを描くこともできるだろうか。
恐怖で巨大になったゴジラは、女性や子供を踏み付けても気づかない。
グローバルダイニングの提訴も無視。
オリンピック会場も破壊。
このゴジラは、いったいどこへ向かうのか。