制作に3年かけたアニメが今年の春には完成する。
僕の作業は今日でおしまい。
短いようで長かった。
他の仕事もこなしながら、できる限りの事はやったと思う。
3Dアニメの制作現場には一度も入ることはなかった。
3Dスタッフの足を引っ張ってしまったのではないかという心配は最後まで続いた。
しかし考えてもしょうがない。
やり易いようにやってもらえたら、それでいい。
「やり易い」というのが仕事をする上での僕のテーマでもある。
任せてもらえてこその仕事だからだ。
信頼されてることは有り難いし、責任感から細かなところへも目が届く。
学ぼうとする余裕も生まれる。
まあ、歳をとって無理がきかなくなったから、「あれもこれもはできないよ」と言ってるようなものか。
うちは使える時間も限られてるしさ。
そうしてできた今回の作品。
タイトルを言っちゃっていいのかな?
ダメだったら引っ込めよう。
『ヤキトリ』といいます。
Netflixで観れます。