アニメーターを続けて40年近く経ちます。
さすがに自分の才能に関しての答えが、もうそろそろ出てもいいんじゃないかと近頃思っています。
ここまで続けられたんだから何かあるでしょう。
そう思いたい。
天才的なアニメーターの仕事をいろいろ見てきましたが、そういうところに自分の才能は感じられない。
天才と比較して僕の仕事には、教養やアイデアの量が圧倒的に少なすぎる。
もしかすると、その差を埋めようとするところに自分の才能はあるのではないか?。
そう考えた。
それは無いものをあるように見せる才能だろうか。
いや、そんなことはすぐにバレるだろう。
要するに、全てバレているのに続けられる、ずうずうしさだろうか。
もともと隠してもいないけどね。
隠さないということは、裸のままということだろうか。
そして自分はそこを見ないようにしてきた。
裸の王様。
それも才能だろうか。
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