私のつれづれ草子

書き手はいささかネガティブです。
夢や希望、癒し、活力を求められる方の深入りはお薦めしません。

お好みかりんと

2009-02-10 | 1食べる
岡山県は津山という山間の城下町に、「やまは製菓」というお菓子メーカがある。

もう10年以上前、多分融資元の銀行か何かの関係で、そこの「お好みかりんと」という製品をもらい、初めてかりん糖を美味しいお菓子だと思ったのだ。

「お好み」という製品名がつけてあるように、黒糖かりん糖や渦巻きかりん糖、中心にナッツのあるちょっと飴のようなかりん糖まで、いろいろ入っていて飽きない。

当時、仕事仲間の間でちょっとしたブームになり、その時代には珍しく、通信販売での取り寄せを案内されていた関係で、一度大量に購入したところ、年に一度か二度、サービスで詰め合わせを送ってきて下さっていた。

のどかな時代の、大盤振る舞いだったような気がするが、その内、そんな販売促進の恩恵にあずかることもなくなり、すっかり忘れていたのだが、先日、某大手スーパーのお菓子売場で、その「お好みかりんと」を見つけた。

200円足らずで、決して高価ではない。
「こんなに安かったっけ?」と懐かしく手に取ると、パッケージは多分昔のまま。

たまらず一袋購入。

十数年ぶりで口にしたような気がするが
「そう、かりん糖って美味しいんだよね」と、またまたその美味しさが新鮮で、どうやら再びはまってしまいそうだ。

昔よりバターの風味を強く感じるのは、メーカーの方で現代風にアレンジされたのか、はたまた私の味覚が変化したのか。

かりん糖って和菓子の筈だけど、何だかとっても西洋の香りがする…。
起源はいつだろう。
揚げ菓子だから、結構高カロリー…と警戒しつつ、ちょっと距離のあるその某大手スーパーに「今度はいつ行こうか」と仕入の算段をしている。
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