三五郎の車中泊の旅

車中泊でしか分からない、
 歩かないと見付けられない、 
  今そこにある感動を逃したくない。
       

やがて分かり合える

2022年09月24日 | エッセイ
金子みすゞさんの「さびしいとき」を少しだけいじらせてもらいました。

   私が寂しい時、他の人は知らないの
   私が寂しい時、お友達は笑うの
   私が寂しい時、お父さんは優しいの
   私が寂しい時、お母さんも寂しいの

よく、「人の身になって考える」と言いますが、そんな相手の立場に立って理解することはそう容易くはない。
人は私のことを何も分かってくれないと苛立ちと孤独感に苛まれることがあるが、私自身も相手のことを分かろうともしていないことが往々にしてあるもの。
なにか問題が起きる、自分がその問題の当事者となったとき、「あれはどうすればよかったのか」「これからどうすればいいのか」など、過ぎ去ったことやまだ来ぬ先のことで思い悩み眠れない夜を過ごすこともこともあるでしょう。

   過去と他人は変えられない
   未来と自分だけが変えられる

今考えてもどうにもならないことは、実際にそのときになってから向き合えばいい。
分からないこと、分かってくれないことは、やがて分かり合える日がきます。
このお母さんのように。



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