競馬 神がかり 3F 32,9

JRA、地方競馬、クラシック、古馬のG1戦線をコラム&予想

阪神JF/ショウナンザナドゥ

2024-12-03 18:35:34 | 酔いどれ競馬評論家デニィ

酔いどれ競馬評論家デニィの辛辣な深読み!ショウナンザナドゥを斬る!


「ほうほう、ショウナンザナドゥか。名前からして、南国のリゾート地で生まれたような優雅な馬かと思いきや、レースぶりはなかなかどうして、荒くれ者だな。」


デニィは、グラスを傾けながら、競馬新聞に載ったショウナンザナドゥのデータを眺める。


「未勝利戦では、2着のゼンダンハヤブサを5馬身ちぎる圧勝。タイムも優秀だし、これはもう怪物か。しかし、アルテミスSでは3着。惜しいレースではあったが、勝ち馬との差は歴然。一体、何が起こったんだ?」


デニィは、ニヤリと笑う。

「これはな、競馬の面白いところなんだ。予想なんて、当たって砕けろの世界さ。いくら強い馬でも、レースは生き物。何が起こるかわからない。」


「フォームが綺麗で大きな飛びをしていて、筋肉がついてくれば面白い存在になるだろう」という評価について、デニィはこう語る。

フォームが綺麗とか、大きな飛びとか、そんなもん、素人が言う感想だろ。競馬はね、数字で語られるものなんだ。血統、レースデータ、騎手の騎乗技術、これらが総合的に評価されて初めて、その馬の能力がわかる。


「現状は馬体重が438キロしかないので、成長を待ちたい」というコメントについても、デニィは容赦ない。


「馬体重が軽いから成長が期待できる?そんな甘い考えは捨てちまえ。馬の成長は、必ずしも体重の増加を伴うとは限らない。むしろ、筋肉量を増やしながら無駄な贅肉を削ぎ落とすことが重要なんだ。」



「アルテミスSのレース後のコメントも、トレーナーのリップサービスに過ぎない。どんな馬でも、トレーナーは必ずこう言うものだ。『まだまだこれから』『もっと良くなる』ってね。


でもな、現実はそんなに甘くない。多くの馬は、2歳でピークを迎え、その後は衰えていく。ショウナンザナドゥも、もしかしたら、もうピークを過ぎているかもしれない。」

デニィは、グラスを空にして、再び新聞に目を向ける。


この馬、将来が楽しみだって?それは誰だ?競馬記者か?それとも、この馬の馬主か?そんな甘い言葉に騙されてはいけない。競馬は、夢とロマンを追いかける世界だ。しかし、同時に、冷酷な現実が待ち受けている世界でもある。」



「ショウナンザナドゥが、今後どんなレースを見せてくれるのか。それは誰にもわからない。ただ言えることは、競馬は常に予想外のことが起こるということだ。だから、競馬は面白い。そして、競馬は残酷だ。」


デニィは、再びグラスに酒を注ぎ、一口飲む。「さて、次のレースはどの馬に賭けてやろうか。」

デニィの言葉は、競馬の厳しさと同時に、その魅力も教えてくれる。競馬は、勝つ喜びと負ける苦しみを味わえる、まさに人生そのものなのだ。


競馬-神がかり

ブログを引越します。お手数をかけますが、今後もよろしければお付き合いの程を

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

阪神JF/2022年歴史は繰り返す

2024-12-03 05:01:53 | 歴史を振り返る

阪神JF(2022年)リバティアイランド

2024年12月3日 最終更新日時 :2024年12月3日


熱き想いを胸に秘め、祈りを込めて愛馬を育て送り出す陣営たち。歴史は繰り返す


2022年阪神ジュベナイルフィリーズ(阪神JF)


2022年の阪神JFは、リバティアイランドが圧巻の走りで優勝しました。このレースは、単なる2歳牝馬の頂上決戦というだけでなく、今後のクラシック戦線を見据えた上での重要なレースとして注目を集めました。


リバティアイランドの衝撃: 圧倒的な強さで勝利したリバティアイランドは、その後の桜花賞制覇へと繋がる活躍を見せました。


彼女のレース内容、特に最後の直線での伸び脚は、多くの競馬ファンを驚かせました。


血統:2着シンリョクカの母レイカーラはターコイズS勝ち馬で17戦5勝。母系は3000m級のレースで活躍していて4代母の分岐に凱旋門賞馬Montjeu(IRE)がいるレース


展開の分析: 前半800m通過は45,2のハイペースの展開となったレースの中で、リバティアイランドは最後の直線外から凄い脚で突っ込んでくる。シンリョクカに2½馬身差をつけての圧勝だった


2022年の2歳牝馬は、リバティアイランド以外にも多くの素質馬が輩出されました。


シンリョクカ: 阪神JFで2着に入り、その後の桜花賞でも好走。クラシック戦線で安定した成績を残しました。


ラヴェル:阪神JFでは11着と大敗したが、新馬-アルテミスS2連勝、アルテミスではリバティアイランドを首差をつけて快勝している。母系に女傑と呼ばれたクインナルビーのいる子孫で、「怪物オグリキャップ」やキョウエイマーチ、マシュロレーヌと血が繋がっている


アロマデローサ :『薔薇一族』


2022年12月11日(日) 6回 阪神 4日阪神ジュベナイルフィリーズ芝1600Mサラ系2歳 (国際)牝(指定) 馬齢 天候:晴  芝:良


1着リバティアイランド/川田将雅/1,33,1


2着シンリョクカ/木幡初也/2½


3着ドゥアイズ/吉田隼人/クビ


競馬-神がかり

ブログを引越します。よろしければ引き続きお付き合いできればと思います




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする