欧州最強マイラー、チャリン!
デニィが語る最後の舞台と未来
さて、皆の衆!酔いどれ競馬評論家デニィが、またしても世間の注目を集めるビッグレースの話題を持ち込んできたぞ!
今回の主役は、欧州で無敵の走りを見せるチャリンという馬だ。
クイーンアンSだのジャックルマロワ賞だの、聞いたこともないような重箱の隅をつつくようなレースを全部勝っちまいやがって、もう鼻につくったらありゃしない!
だが、このチャリン、ただ者じゃない。マイルチャンピオンシップに挑戦するんだと。日本の舞台で、世界の強豪と戦うという。
「なぜ、わざわざ日本のレースに出るんだ?」
そう思うだろう?デニィもそう思う。欧州で十分稼いでるだろうに、わざわざ危険な場所に乗り込んでくるなんて、この馬、相当なアホか、それとも相当な自信家か
「チャリンが日本のレースに出る理由か?そりゃあ、金だろ!金がなきゃ走れんよ。JRAなんてのは、こぞって外国の馬を呼び込んで、自分のポケットにお金を突っ込むのが好きなんだ。チャリンだって例外じゃない。マイルチャンピオンシップなんてのは、ただの金もうけの道具さ。
でな、チャリンが勝てば、賞金にプラスして、でっかいボーナスがもらえるんだと。
そりゃあ、
飼い主だって食いつくわけだ。チャリンだって、こんなにおいしい餌をくれるなら、喜んで走ってやるってところだろう。
それに、マイルチャンピオンシップってのは、世界で一番強い馬を決めるようなもんだ。ここで勝てば、チャリンは世界一の馬になれる。
そりゃあ、飼い主も種付け料は跳ね上がるしウハウハで笑いが止まらねぇよな
ま、結局はみんな金と名誉が欲しいってだけの話さ。競馬なんてのは、そんなもんだ。」
チャリンが勝つか負けるか、それは正直どうでもいい。デニィが気になるのは、この馬がどんなレースを見せてくれるか、ということだ。
チャリンの強みは、スピードとスタミナのバランスがとれているところらしい。つまり、どんなタイプのレースでも対応できる万能選手ってことだな。
だが、日本のレースは欧州とは違う。日本の馬は、しぶといぞ。チャリンが日本の馬に負けるなんてこともありえる。
もし、チャリンが日本の馬に負けたとしても、デニィは怒らない。なぜなら、競馬は生き物同士の戦いだからだ。予想外のことが起こるのも、競馬の面白いところだろう?
引退後は種牡馬になるらしい。種付け料は3万5000ユーロだって?日本の銭にするとだな…560万だな、なんだそりゃ、金持ちの道楽か?
ま、どうでもいい。デニィは、チャリンの子供がどんな馬になるか、の方が気になる。
もし、チャリンの子供が父のスピードとスタミナを受け継いで、将来の競馬界を盛り上げてくれるなら、デニィも少しは嬉しいかもしれない。
最後に言っておくが、競馬はギャンブルだ。勝つこともあれば、負けることもある。だが、競馬を見ることは、人生を豊かにする。
チャリンのレースを、みんなで一緒に楽しもうじゃないか!
酔いどれ競馬評論家デニィ
(注:この文章は、あくまでフィクションであり、実在の人物や馬を誹謗中傷する意図はありません。)