アパパネ【ローズS】3冠目指し、始動

今年のオークスをG1史上初の同着（サンテミリオン）で
オークスを勝って、2冠を達成したアパパネが3冠を目指してここから始動する

ローズS勝ち馬からはファインモーション、アドマイヤグルーヴ、エアメサイア、ダイワスカーレットの４頭が、その後にビッグレースを制覇。昨年も２着のレッドディザイアが秋華賞を勝っている本番につながる一戦だ。

アパパネの全成績は［5.1.1.0］と素晴らしい～
3着は新馬戦で勝ち馬から0.8差、ただこのころは馬がまだ出来ていなかった、この後放牧に出され約4ヶ月後の未勝利戦を+24kgで出走して快勝。

2着は約3ヶ月の休み明けで出走したチューリップ賞で
道中は多少折り合いに難をみせたが、直線では自力で抜け出すも外から伸びてきたショウリュウムーンに差されて3/4馬身差だった、重馬場と折り合いが課題の敗戦だろうか。

さて、データ的にちょっと見てみたい（過去10年）
オークス馬のローズSでの成績が・・・［0.0.0.4］

不安です・・・
3冠に輝いたスティルインラブがローズSを+22で出走し直線伸びを欠いて5着
シルクプリマドンナが+10kgで4着、トールポピーが+13kgで6着。
ダイワエルシエーロも+12kgで7着。

いずれも本番を見据えて余裕残しの調整だったのでしょう

ケイティラブ【セントウルS】サマースプリント女王へ

アイビスSDの覇者ケイティラブが、2010年サマー・スプリント女王へ
向けてセントウルSに出てくる。

現在、函館SS＆キーンランドCを優勝して計２０ポイントでトップに立っている
ワンカラットがスプリンターズS（G1)１本に絞り、ここへは出走してこないので
ケイティラブがセントウルSを勝てば２３ポイントで逆転優勝ってなりますね～。

ケイティラブに優勝の望みは果たして高いのか・・・。
色んな角度からチェックしてみようー

まず、持ち時計は1,07.8で他の有力馬に対して一寸ものたりね～な

そんな事よりも問題は、勝ち鞍が全て1000mというのが危険だ
1200mは過去4戦していて、最高着順が前出のもちタイムを出した福島（1600万クラス）での
3着となってます・・・
他の3戦は二桁着順と微妙と言うか絶望的とも取れる成績を残している

さらなる追い討ちを掛けるとですね
過去10年で、前走が二桁着順馬の成績が
［0.0.0.30］と3着内率０％・・・

一様プラスの面も挙げてみよう
アイビスSD組の成績は［2.0.2.4］と3着内率５０％

牝馬の活躍が目立つ
［8.4.1.35］
8頭もの優勝馬が出ている牝馬、そう６歳の牝馬

もひとつオマケで
重賞ウイナーが有利！です。

もつろん
競馬に１００％なんて無いよね～

エーシンブラン 【新潟2歳S】

新潟2歳Sの有力馬エーシンブランをチェック。

新馬→ダリア賞と２連勝中と、メンバー中唯一の２勝馬でまず１番人気は
間違いないでしょう・・・
で１番人気の成績を調べると［5.2.2.1］
勝率５０％、連対率７０％、3着内率９０％～


更に、JRAホーム・ページのデータ分析によると
２～3月生まれが断トツの優勝成績を収めてますます好データ

さら～に
前走がダリア賞からの参戦は3勝、3着内率29.2%

これだけのデータを並べるとこの馬しかない気がしてきますね～
ただ、1番人気はもしかするとディープインパクトの仔でダリア賞2着の
サイレントソニックがなっちゃうかも・・・。

個人的には母方のグレイソヴリンから受け継いできた「芦毛の快速馬」の
異名が気に入ってます。
芦毛は芦毛の馬からしか生まれず、稀少な存在で
「スピードを継承」するって聞いた記憶があるのですが・・・。