「俺らはさんとう分校にかよったもんせ。稲倉(しなぐら)と三才山(ミサ山)は仲が悪く、よく喧嘩をしたジ」
と私の住む周囲のジッちゃまが語ってくれる。
正直・・それから三稲分校はさんとうと読むのだとわかったのです。
分校廃止後は1時間以上山道を抜けて本校に通った。「厳しかったケンド道中おもしろかったなー。今はスクールバスで都会っ子よりも歩かねー・・。良し悪しダンネ」
この谷の集落だけで、児童数100数十名とは・・。
いまわは園児はタクシーで送り迎え、スクールバスに乗っている子供は20名ほどだ。
松本市内を流れる女鳥羽川(めとば)の源流地帯で、三才トンルネ(昭和51年開通)が抜ける前は、歴史的にも抜け道のないどんずまりであった。
大動脈でありながらと、いまもって国道254のこのトンネル代500円は開通以来から有料。http://ryuomaru3.web.fc2.com/matumoto/sakuin/sb-5metoba.html
軽井沢のある東信の温泉にも気楽にいけるのだが、プラス1000円は考えてしまいます。この通行料がなければ、東西の交流はもっと盛んになると思うのだが。
ぼろ儲けをするところは、絶対にタダにはしないゾーーと言う声が聞こえてくる。