棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

クリスマスばんざーい

2008-12-24 16:50:06 | 賢犬さくら
クリスマス前後はごきげんな日々です。どこの家に行っても「サクラやほら!」と肉つき骨がもらえる。
お父さんがくれる 肉の部分などすっかりしゃぶりきり、なおかつスープにとったという 肉なし骨とはわけがちがう。
たいてい鶏のももだで、皆さん骨が刺さるからと心配してくれるが、ほとんどが骨そそん症みたいなものでボロボロで心配アリマセン。
お隣のおじさんなんか、クリスマス・パーティーや忘年会の残り物をワザワザもってきてくれるほどです。
私はキリストさんもマリアさんも知りませんが、人間が食べ飽きるほど肉を食べるお祭りなのでしょうか。
「オレのところはクリスマスとは無関係だ」と、お父さんはいつものようにヤッコで焼酎をのんでいるだけ。そんなことは先刻承知のことで、密かに備蓄しているのです。
以前のことですが、私が蓄えた秘密の場所に骨がありません。犯人はお父さんで、いたずらに別なところに。いまは、お隣の畑のある場所に蓄えていますが、どうも油断が出来ない。
そうそう、お父さんの姪のお姉さんが「サクラにも・・・」って持ってきてくれた肉はどこえいったのだろう。

縁はいなもの--50愛欲曼荼羅

2008-12-24 08:41:28 | 大人の童話
んだ身の上話になってしまったが、正直、病から来る自身喪失自暴自棄になり、他人に会うことすら苦痛になってしまった。闇に迷い込むことは真に恐ろしいもので、もがく自分をさらに痛めつけ、とうとう自殺までしでかした。
いやー今から思えば笑ってしまうのだが、縄を確り結ぶ力も無く、ぶら下がったのはいいのだが、ズルズルと引き下がってしまった。
そのおり軽く頭を打ってしまい、軽い脳震盪をおこしてしまった。
気がついたとき、病のことなど忘れ、何年かぶりで一人大笑いをしたヨ。
どこの宗教でもいい、これから最初に出会った教団に入信しようと決めたのだ。
それが今の教団で、尊師様からひたすら堪忍努力しなさいといわれてから、ワシはスッカリ生き返ってしまった。
小難しい教理や大いなる力を得ることへの「修行の必要」を感じることはそれからのことだ。

信は病を得て、行く先の不安をかんじたからだった。
逆に言えば、病を得たから人の迷い・悩み・願い・・・様々な人間模様が見えるようになったといえる。
今は至って元気。科学・現代医学が及ばない、世界もあることを体得したのだ。
病は気から。気を高めていくことが、生命の根源 だと悟ったのだ。
今から思えば「とはそおなるべきして、そおなった」としみじみ思う。縁とは理屈でない結びつき。「そおいう力」を感じることが出来たのだよ。
映像-歓喜の踊り F50 墨画


ryusun

つぶやき

絵本と無縁になった大人に

子供たちに向けたというより、内なるものを呼び覚ます大人への絵本