昨夕あたりから涼しい風が流れ、みだれた雲の様に見入ってしまった。
ススキの穂がでそろい、こおろぎの歌声が響きます。
今回私の出品作は「向日葵シリーズ」でした。
30年前のものと近作を、美術館の大壁面で他者の作品と比べて観たかったのです。
同じテーマーの製作を年代によってどう違ってきているか、自己批評または自己確認をするためです。
私以外の力在る作品の中で、展示をしょうと思った81年(30歳代)のエネルギー溢れた力ある作品が、妙に小さく観えてしまいました。
其の一瞬に『この絵の展示は止めよう」と、他者の意見を無視しこの作品をはずしました。
絵画は一瞬で決まってしまうコワサか゜つきまとっていると、改めて感じました。
展示会は自分の作品を、客観的に鑑賞・批評できる場でもあるのです。
どんなに作意をこらしても、観覧者からは一目で通り過ぎられると「モット!読んでくれヨ!」と叫びたくなることは、
展示会を経験されている方はご存知でしょう。
完成の喜びと、落胆がいつもつきまとう世界です。
写真ははずした作品 「炎暑」1981年 110X130cm
ススキの穂がでそろい、こおろぎの歌声が響きます。
今回私の出品作は「向日葵シリーズ」でした。
30年前のものと近作を、美術館の大壁面で他者の作品と比べて観たかったのです。
同じテーマーの製作を年代によってどう違ってきているか、自己批評または自己確認をするためです。
私以外の力在る作品の中で、展示をしょうと思った81年(30歳代)のエネルギー溢れた力ある作品が、妙に小さく観えてしまいました。
其の一瞬に『この絵の展示は止めよう」と、他者の意見を無視しこの作品をはずしました。
絵画は一瞬で決まってしまうコワサか゜つきまとっていると、改めて感じました。
展示会は自分の作品を、客観的に鑑賞・批評できる場でもあるのです。
どんなに作意をこらしても、観覧者からは一目で通り過ぎられると「モット!読んでくれヨ!」と叫びたくなることは、
展示会を経験されている方はご存知でしょう。
完成の喜びと、落胆がいつもつきまとう世界です。
写真ははずした作品 「炎暑」1981年 110X130cm