棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

国歌

2013-02-05 09:12:35 | 山郷の暮し
三月下旬から四月中旬を思わせる陽気だったが、真冬の空になってしまった。
夕刻より雪になりそうで、嬉しくはない。

昨日のアメリカ・スパーボール開幕式の熱狂ぶりは米国人特有の盛り上がりで、圧倒され見入ってしまった。
開会式で最も印象に残ったのが、女性歌手による「国歌」詠唱だった。
歌唱力にもあるのであろうが、屈強な選手が涙を流しながら聞き入り、合唱する。
「美しい!」と感動した。

米国人の国家への愛国心・忠誠心は日本人の比ではないという。
意見の隔たりはあっても、最終的には「国を愛する」という理念に立つ。
一人一人が「国歌」を大切に、意義深く歌い上げているようだ。

蛇足ですがCNNニュースによると、スポーツで優勝できるチームは「神に愛され助けが必要」
と信じている人が30%近くいるというのも、「神のご加護」とキリスト教が信条になっている米国らしい。


さて、私を含め我が国の国歌「きみがよ」だが、米国人のように「愛しています」
と断言できない。
そもそも、歌詞の内容すら理解できないでいる。
正直 改めて考えてみよう、などという気持ちにもならない。
これでいいわけではないと思うのだが、確信ある答えを得てはいない。

ryusun

つぶやき

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