棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

体罰の日本スポーツ界

2013-02-06 10:35:38 | 山郷の暮し
サッカー監督のザッケローニー氏は「イタリヤではありえない体罰指導だ」と、このたびの柔道界の体罰問題を批判しました。
今回ばかりでなく、過去から日本スポーツ界は指導の名のもとに体罰が行われてきた。
協会は当事者の首を切っただけで、「そおなる指導体質」を抜本的に改革しようとしてこなかった。
体罰は暴力である。という認識がなく、どこか精神指導だ、などと思い上がっているのではないだろうか。

先の 東日本大震災 のおり、被災者の皆さんが整然と秩序ある行動に、世界の人々から「日本の精神文化」だと称賛された。そんな私たちであるのに、つづく体罰は「やっぱり日本は、ビンタ・ハラキリ」と言われてしまう。

私は70--90年にかけて盛んに、東南アジアの辺境地を旅しましたが、かの地お年寄りからかぼそい日本語で「ヘイタイ・・ビンタ こわかった」と何度も聞かされた。
帝国日本の兵隊訓練から、ビンタ(平手打ち)は精神教練と思い込んでいたのではないだろうか。
反省もないまま今日まで引き続いているのではないだろうか。

スポーツ界の重鎮が「熱心のあまりそおなったのでは・・・」などと、擁護とも弁護ともいえるコメントにはビンタ訓練の体質が見えてならない。
恥ずかしい。全く恥ずかしい行為であると、肝にめいじてほしい。

ryusun

つぶやき

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