棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

子連れ熊さん出没注意

2010-09-18 08:03:19 | 山郷の暮し

下の家のお嬢さんが、賢犬サクラの娘・モモと朝の散歩時に、モモちゃんが異常に吠え立てる。
栗の木の畑で親子熊さんを発見。両方で一目散に逃げた。
彼女だけでなく農作業の方も目撃し、町内に緊急な回覧板がまわる。
昨夕方の散歩が薄暗くなってしまったので、熊さんはやばいと、山沿いコースはやめる。
先を行くサクラは、いつものように山沿いコースをいってしまった。
ギゃーーともギャンとも、今までのサクラの吠え声とは違う声が一声。
一目散に帰ってきた。
尻尾をたれ震えているので、確り抱いてやる。
そんなサクラは初めてだ。
さしものサクラも、もしかしたら、熊の異常なニオイに恐れをなしたか。
夏の間に、子イノシシを3頭も殺生をしているのだが・・・。
今朝の散歩もしきりとかぎまわっていた。
 写真はこの夏でイノシシの子供を3匹もしとめている。ただし、自給自足をしていない。

買物ツアー

2010-09-17 06:51:18 | 山郷の暮し
先日のTVニースの中で、上海--福岡を結ぶ大型クルーズ船が、いっぺんに1000人の買い物客を運んでくる。
先の入国緩和による効果だと報じた。
日本観光というより、買物客でそれだけの目的のようだ。
「日本た゜い好き。少しでも日本の経済効果に役立てば・・ホホホホホ」と、年間売り上げ20億円のアパルト系の社長さん。
購入額もはんぱじゃない。一族を上げて来日し、高級品を買いあさる。

一塊でやってくる彼らに、昔々のバブル期(80年代)に、日本のジーちゃん・バーちゃんも、トーチャン・カーチャン、ネーちゃん・ニーちゃんが、こぞって海外に出かけた時代を思い出す。
到着すればいの一番にぶっ飛んでゆくのが両替場で、確認もしないまま現地金をにぎりしめ、お土産場へと進む。
(経済旅行の私は、せいぜい1000円単位の両替であった。それでもごまかされ、文句を言ったものだ)
当時の日本人の買物は、安いものを沢山買う。海外旅行に行ってきたという証しを配るためだ。
推測だが、買物に走った日本人のもう一つの訳に、言葉の問題があったのではないだろうか。
英語で問われれば、先ほどまでの空元気はと゜こえやら、ただニヤニヤしているだけ。
一団となればまたまた空威張りで、一人になると借りてきた猫になってしまう。
実に醜い姿であった(醜い日本人といわれた)
自分の意志で行動できるのは、買物である。その結果、がごまかされていょうが、ともかく自分の意志であった。
そんな、日本人と比べると、中国の人は強い!!!
強すぎるほど、強い!!

解らないPC説明

2010-09-16 06:13:24 | 山郷の暮し
ネットのアル画面中で「このコンテンツのためにブラクインが無効のため開きません・・・」と、空白の部分がでてきてしまった。
セッティングをしなおせ、ということだが・・・・。
ならばと「プラグインとは何ぞや」と検索すれば、カタカナ文字の羅列ばかりで、結局私にはナニモ解らない。(大したことではないようだ。簡潔な説明でコレダといえないのかなーー)
今回ばかりでなく、PCのトラブルでヘルプを検索しても解決をしたことがない。
知人のPC 技術者が、解説者は技術屋さんで表現が下手です。また、一つ一つ最初から説明ができない、とのこと。
絵の手引書にも思い当たる。
テキストでできることは「お絵かき程度」で、それ以上望むテキストとなると、おそらく難しい。
よくある「水墨の手引き」なる本は、肝心の紙のことを説明されていない。実際その説明は難しく、経験を必要とする。
解説書で対応できる人は人はプロなのである。

同じ「解らない」でも、数学や宇宙物理学、はたまた宗教・哲学もわからないが、それらとは本質的に違う解らなさである。
考えようがない腹だたちさがあります。
私の頭脳は猫のチビクマていどかも・・・。しかし、ヘルプ解説はそんな人のためにある

期待をしょう・菅政府

2010-09-15 03:30:34 | 山郷の暮し
ようやく非自民党の総理が、国民の意思で誕生したという感じです。
民主党は脱自民党とはいっても、自民党内の権力闘争からはじきでた勢力と、万年野党との寄せ集め政党ともとれる。
ようやく生み出した菅内閣も、たちまち内部からゆすられてしまった。
民主党の党規で党首の選挙をしなくてはならなかったのだが、ここで小沢さんに代わってしまったとしたら、まったくの物笑いだった。
しかし、有権者は懸命な選択をしてくれたと思う。(長野県民主党議員7名--菅-4・小沢--3)
菅さんは本当の意味で、国民の信託を得たといえまいか。
過去3ヶ月は、鳩山さんや小沢さんの影がちらつき、彼自身も決断し得ない事情が山積していたのであろう。
これからは、思う存分やってみてほしい。
大いに期待をしている。
町の声のなかで「どんな政府でもオンナジ。期待できないワ」とあるが、それではいけない。
其れこそ、無責任なことで、少なくとも時の政府に、期待をする(成否を含めて)という意志を示し続けるべきだと思う。
それにしても、今回も鳩山さんの動きは解せない。宇宙人というより、あまりにも旧態の日本人的な感情ではなかったか。

賢犬さくら・奮闘むなしく

2010-09-14 08:06:53 | 山郷の暮し
闇が茂みを支配しつつある頃、賢犬サクラがムクッと起き茂みに向かって一目散。
必ずしも珍しいことではアリマセンが、昨夜はやけに吠え立てる。
我が家のすぐ裏だ。
もし、イノシシだったら追いかけてゆくから移動してしまう。
懐中電灯とカメラを手に応援にゆくと、めちゃくちゃに穴掘り作業をしている。
多分、アナグマかタヌキ・テンなどが、穴倉に逃げ込んだのであろう。
トウチャンが来たから、一層張り切ったのか激しい鳴き声。
サクラの娘モモちゃんも、興奮した啼き声が遠くから応援する。
一時、二匹の啼き声が谷をこだます。
私はあきてしまったので帰ってきたが、半時間ほどたってヘトヘトに疲れたサクラが帰ってきた。
写真は野外での晩酌時に必ず坐る猫のチビクマ
ソウダ!!!今日はオレの誕生日だった!!

清らかな朝

2010-09-13 07:00:31 | 山郷の暮し
明け方から雨が降りだしていますが、明るい空で実に心地よい。
日中は刺すような暑さがありますが、陽が落ちると秋の虫たちの大演奏会。
流れる冷気もここちよく、胸いっぱいに吸い込んで、チビリチビリ。
あーーー俺はこの瞬間・この時まで、生きていてよかった、と思うのです。
明日のことよりも、今たとえ無くなること(空・滅・亡)があったとしても、ちっともかまいません。
心から日々楽し。
今日この一瞬のために、今までがあったと思えるのです。
これは、決して酔っぱらいの戯言ではなく、全てが澄んで清らかに見える心境です。

刈り入れの日曜日

2010-09-12 07:36:39 | 山郷の暮し
明るい雲が広がっていますが、半袖でちょうどよく心地よい朝です。
稲穂もすっかりコウベをたれ、今日は取入れでコンバインが響き渡る一日になるでしょう。
数年前は、家族せいそろいの刈り入れ風景のなかに、はしゃぐ子供の声がありましたが、その子供達もすっかり大きくなっています。
暑い暑いといっても、確実に季節は移っています。

被害ありました

2010-09-11 07:50:41 | 山郷の暮し
台風一過、すっかり秋の雲に変わりました。
日中の暑さは相変わらずですが、朝夕の清涼な空気は心いい。
「被害ありました」とは台風ではなく、先日書きました賢犬サクラが縁の下に潜り、ススくれになったこと。
そのまま家の中に上がりこんでいたかも・・・と思うと。
というのも、現場を見ないうちは気がつかなかった。
なんと、洗濯物に体をこすり付けていたとみえ、洗濯水が黒色になってしまった。
いつもより入念にすすぎをする。
光り輝いた白色のTシャッツは、元に戻らないであろう。
しかたねーけれど、縁の下への入り口はベニヤ板でふさいだ。

we are the world-思い出の曲

2010-09-10 07:18:51 | 山郷の暮し
今こそあの声に身を傾けるんだ  今こそ世界が一段となって 人々が死んでいく 命のために手を貸すときが来たんだ
1985年に立ち上がったのが、あのマイケルジャクソンをはじめとする、
アメリカのポップ・ミュウジシャンたちによるチャリティー・コンサート「アフリカ飢餓救済コンサート」でした。

画家として俺に出来ることは・・・と悶々としていたことから産れた作品が「何という戦争なんだ」だった。
TV や写真だけでは見せかけのものしか描けないもどかしさが、インドの旅を通じて筆を採ることが出来た。
インドで触れてきた飢餓の子供たちを真正面に捉えようと、激しい憤りを持って描いた。
しかし、政治色が強すぎると中央画壇からは冷遇され、画壇と決別するきっかけになっていった。
自分が目の当たりにしたリアリティーをベースに、真の告発・叫ぶ創造えとなっていった記念的な作品です。
前置きが長くなりましたが、この作品を引っ張り出した時、胎内の奥からあの「we are the world 」が叫びだしたのです。
(レコードはトウの昔にどこかにいってしまっていた。)
数年前にCD を若者にダビングしてもらい、毎日のように聞いてきた。
次第に、当時(80年代)視聴したレザーディスクによる収録風景盤が観たい、と欲が出てきた。
そして今回、学生たちによってDVDダビングをしてもらった。(ただし我が家にはDVDプレイヤーがありませんが買いました)
ただ今20年ぶりに、胎内から湧き上がった感激を味わっています。

ryusun

つぶやき

絵本と無縁になった大人に

子供たちに向けたというより、内なるものを呼び覚ます大人への絵本