棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

冬の戸谷登山

2013-02-02 08:47:43 | 山郷の暮し
ただいま9時前で、雨雲がたれこめていますが、ところどころちぎれだしました。気温が10度以上もあります。
ゴミが飛んでいるのかな? と思いきや小さな虫が横切りました。
温かみがある空気は、どことなく土のにおいがします。
でも、明日からは冬型に戻りそうです。

松本平らの東に連なる山並みの中で、ひときわ大きいのが戸谷峰。
松本においでになれば、アルプスに目が行ってしまうのはいかしかたがないけれど、
東の藪山もなかなかな山ばかりなのです。

私は冬も含めて先日登った戸谷峰は何度か登っていますが、今回のようなハードなことは初めてだった。
また、ルートも我が家から急斜面を直登するようなコースで、通常のハイキングルートは知らない。

このたびあらためてネット検索で標高1629mと知りましたが、頂上に立っても木が茂り残念ながらアルプスの連なりを写真に収めにくい。
しかし、松本平を下に見事な眺望を感じることができる。
今回の登山は「冬山」の厳しさを楽しむのに十二分だった。
風ひとつ無い天気だったのでそんなことがいえるのですが、風が吹いたらそれは酷寒になってしまう。
以前 ウイスキーがシャーベット状になったことがある。アルプスの寒気がそのまま流れ込むのだ。
ネットには気楽なハイキング登山とあるが、それは暖かい季節のことですからご注意ください。
写真は我が家からの戸谷峰。頂上は見えていない。

5年ぶりの登山

2013-02-01 09:06:26 | 山郷の暮し
わが花の谷の東面をついたてのごとく聳え立つのが戸谷峰で、その続きが三才山・美ヶ原へと連なってゆく。
西にアルプス連山が囲む松本は中信と呼ばれる。上田・軽井沢がある地域は東信と呼ばれ、両地域を分ける山並みである。
昨日、5年ぶりにヒマラヤ・サミッターの友と、登山に行く。
いつもの散歩コースから深い谷を上り詰めること、標高差700メートルほど。
この山はかなりの急斜面で、ひざまである雪になんどかコケる。
友いわく「藪山だとナメテイタがとんでもねー。完全な冬山だ」と、トレッキングシューズを悔やんでいた。
私は今年の積雪は特別だと心得ていたので、装備はしっかり決めていた。
ただし、アイゼンまでは持参しなかったのは失敗だったが・・・。
、8時間に及ぶ行程だったが、腰痛の心配も無く我が体調はいたって達者。
同行した、サクラとちびのハナも頑張った。
特に、ハナはときおり根を上げたが元気だった。
けさ、みんな爽快な朝でした。
 
南アルプス

ryusun

つぶやき

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