オーロラの彼方へ

　おじさんは、健康診断の問診の成績表に、
いつもウツ的と評価されます。
そのおじさんの映画を見ての感想です。
　DVDで「オーロラの彼方へ」を見ています。
ニューヨークにオーロラが見えた夜、ジョン・サリバンは
見つけた父親の形見の無線機から突然、交信の呼びかけを受信しました。
ある夜の交信のとき、３０年前の父親からだと分かりました。
消防士の父親が明日殉職する、助けたい一心でアドバイスをするジョン。
アドバイスに従い、燃え盛るビルから人命救助を
成功させる勇敢な父親。
そのあと、父親にとっては未来が、ジョンにとっては過去が、
次々と変わっていきます。
ジョンの母親が殺人鬼に狙われ、運命を変えるべく
３０年を隔てて、刑事ジョンと、父親が奮闘します。
映画の最後は幸せな家族達。そして、
時空を超えた無線で魔法の言葉を伝授した幼友達「ゴード」は、
IT企業の経営者になっていました。

運命は自分が創るもの。
高村光太郎の詩「道程」の中に、
「僕の前に道はない　僕の後ろに道は出来る」。
映画は楽しいニャ～。