安くて美味しいワインはどれ? 安旨ワインつれづれ(安旨ワインと日々の出来事)

安くて美味しいワインを探し求めて東奔西走!ワインだけでなく、様々なお酒や出来事もアップしていきます。

美しい月夜でした

2014-10-08 23:27:32 | 日記
ワインに関係無いけれど、今夜は皆既月食でした。


地球の影に月がスッポリ入ると、真っ黒になり見えなくなりそうですが、地球の大気により屈折した赤い成分の光が月に届き神秘的な赤黒い色になります。ボルドーの赤ワインのようなとでも比喩すればワインと関係がでますが、残念ながらそんな感じではありません。刻々変化する色は例えがたい光景です。 
宇宙や空が好きなので、いままで色々と見て来ました。月食は皆既食、部分食とも何回も、日食は金環食は2回、部分食は数回、流星、人工衛星は数知れず、彗星は数回(1996年春の百武彗星は素晴らしかった。全天の1/3を越える長い尾は感動的でした)、それからオーロラ(もう一度見たいね。これはなんとも筆舌しがたい美しさと神秘さです)、あと、UFOを一回といったところです。

テレビより

ベランダから


ビオワインと言うのがあります。最近はよく見かけますが、有機栽培のぶどうで造られたワインです。そのなかでもバイオダイナミック農法によるワインは、有機栽培に加え月などの天体の動きにも着目し、太陰暦にもとづいてぶどうを栽培しワインを造ります。月食の赤い光を浴びたぶどうからできたワインがあるとすれば、ミステリアスな味となるのでしょうか?

ヴィラテスト ヴィニュロンズ・リザーブ/メルロー 2009

2014-10-06 22:12:45 | ワイン
自分名義のメルローの苗木を持っていました。場所は長野のヴィラテスト。エッセイストの玉村豊男さんが開拓運営しているワイナリーです。以前に苗木会員の募集があり、融資をして苗木会員となりました。1本のぶどうの苗木に自分の名前の札がかけてあり、ぶどうが収穫されるようになると、それをふくめたワイナリーのぶどうからワインが作られ、手元に届けられるのです。毎年夏にはぶどうの木を見に出かけていました。
ヴィラテストワイナリーは緩やかな南向きの斜面で、醸造所兼レストランの建物を中心にハーブ園やぶどう畑が広がる美しい田園です。いけないのですが、自分名義の木になったメルローの小さな一粒を食べてみました。とても甘かった。
最初に「持っていた」と書いたのは、2年ほど前、会員の更新があったのですが、ちょうどそのころ引っ越しと重なって更新を忘れ失効してしまったから。失敗、失敗。また機会あれば参加しようと思っています。やっぱり自分名義のワインの木があるなんていいよね。
送られて来たワインの2009年産を今年の春に開けました。
ひいきもあるかも知れないけれど、優雅なメルローでした。味、香りともまだ硬い印象でもっと寝かせられる感じ。でもこの時点でも十分楽しめました。やっぱり高い分?美味しいのかなあ。


ラベルの絵は玉村豊男さんの作です。

醸造所兼レストラン

ぶどうの木です。

赤はまだ良かったけれど・・・ ラ・デリ・ブティックの白

2014-10-05 13:39:52 | ワイン
一流ホテルのハウスワインのような品を作って欲しいとOKストアがメルシャンに依頼してできたと言う、OKストアのオリジナルワイン。
価格は本体399円。もちろんノンヴィンテージ。輸入ワインと輸入果汁から造られています。以前赤の方を飲んだのですが、指摘したいところは数あれど、値段から考えて飲めるワインでした。さて、今回の白は?
どなたかのブログにホテルのハウスワインというより、居酒屋のハウスワインと書いてありましたが、同感! いや、今どきの居酒屋はもっと美味しいもの出すかも。少なくともワイン好きには向きません。輸入ワインと果汁から造るといっても、日本を代表する淡麗辛口ワインの甲州に、柑橘系の香りを発見してその香りを生かした醸造技術を持つメルシャン(この技術を使った甲州「きいろ香」は美味しい!!)が造るのだから期待したんですが。メルシャンのラインナップにたとえると、本格的なワインでない「ボンルージュ」か「ビストロ」って感じ。値段も似たようなもんだからそんなものかな? 赤に比べちょっと残念。
それからラベルをもう少しどうにかならないもんでしょうか。
半分飲んで冷蔵庫行き。少しずつちょびちょび飲んでいきます。


ル・マノワール・デュ・バロン 2012

2014-10-03 11:04:28 | ワイン
ヴァン・ド・ペイ・ドック(フランスの南の地方です)産のワインです。また肉料理なので西友で赤を探していたら、珍しく安いピノ・ノワールを発見。730円位だったけ。西友はシラーやピノタージュ、メルローなどバラエタルワインを手ごろな値段で揃えています。例のカベルネ一辺倒でないのは評価!
最近食べたばかりなのに、今日の肉料理は訳あってステーキ。シラーにしようかと思ったのですが、珍しく置いてあったこのピノにしました。
封を開けた時、香りもなく、飲むと水っぽい感じ。不安的中、料理に負けてしまい、まるで白でも飲んでいるよう。
いつも思うけれど、ピノ・ノワールは美味しいものに会うのは難しい。やっぱりある程度の値段が必要かもね。安くて美味しいピノ誰か教えて下さい!?
でも、時間が経ったら香りが開いてきたのかベリー系の匂いが少ししてきましたが、残念ながら次は買わないなぁ。



そもそもステーキに合わせようとしたのが失敗。
豚肉のソテーで軽めのソース辺りなら合うかもね。でも裏のラベルに書いてあるような鴨肉などジビエぽいものには合わないと思います。

知らなかった!これがシャルマ方式の元祖の会社のヴァン・ムスー

2014-10-01 12:55:19 | ワイン
グレイマン・ブリュット ブラン・ド・ブラン
フランス ボルドーのヴァン・ムスー(スパークリングワイン)です。誕生日の手巻き寿司に合わせて、妻が買ってきてくれました。繊細な泡ではありませんでしたが、安いブリュットにありがちな辛いだけのスパークリングワインでなく、香りも旨味もあり、美味しい! スパークリングワインはどんな料理にも合うし、気分が華やいでいいね。本当に美味しかったなぁ。これで890円! 基本的にシャンパーニュをふくむスパークリングワインは高いのですが、最近手ごろな価格のものが出て来てうれしい次第。そのお手ごろ価格のなかでも安い部類のこのグレイマン、調べて見たらボルドーにある大手のスパークリングワインの会社で、創設者はスパークリングワイン醸造法のひとつあのシャルマ方式開発者、ジャン・ユージーヌ・シャルマ氏とのこと。こいつは知らなかった。また、「神の雫」でも取り上げられたとか。美味しいハズです。いいもの見っけた!?って、私が知らなかっただけ?



シャルマ方式は、タンク内で炭酸ガス発生のための発酵を行いそれからびん詰するもの。シャンパーニュなどは各びんごとにびんの中で炭酸ガス発生のための発酵を行います。トラディショナル方式といいます。