安くて美味しいワインはどれ? 安旨ワインつれづれ(安旨ワインと日々の出来事)

安くて美味しいワインを探し求めて東奔西走!ワインだけでなく、様々なお酒や出来事もアップしていきます。

タコラ・メルロー 2014 最初に青臭い香りが

2015-06-11 22:16:56 | ワイン
チリのセントラルヴァレー地方コルチャグア・ヴァレー地区タコラ・メルロー2014です。
タコラはチリとボリビアにまたがる5950mの火山。周辺は地震が多い地域でも知られています。
このワインはタコラ火山から流れる天然水で育ったメルローで作られています。
ラベルに描かれた鳥のようなデザインは、インカ文明の象形文字?いや、インカ文明は文字を持っていなかったので、ペルーのネイティブの人々の何かシンボルでしょうか。とてもエキゾチックでミステリアスです。
最初の印象は、とても青臭い香り。それが晴れると赤ではなく黒いベリーのような香りに。
口に含むと、とてもドライ!また酸味もタンニンもはっきりありますが、どれも主張することなく飲みやすい感じでした。
ドンキで478円。私好みのメルロー臭さはありませんでしたが、コストパー良しの一本ですね。





純国産でないと「日本酒」ではありません、となる?

2015-06-09 14:26:30 | 日記



今日の朝刊に財務省が純国産の原料から造られたものを「日本酒」と厳密に規定する方針であることが記事として載っていました。国税庁も年内には日本酒を地名を商品名に使う知的財産権である「地理的表示」に指定するとのこと。
これによって「日本酒」や「ジャパニーズ・サケ」を名乗れるのは、国産米や国内の水を使用し国内で醸造した清酒だけとなります。違反すると罰則もあるとか。




WTO(世界貿易機関)も「地理的表示」を保護していて、その地名を産地以外の商品に使用しないように取り決めています。イギリススコットランドのスコッチウイスキーやフランスシャンパーニュ地方のシャンパンなどが有名ですね。
いいじゃないですか。人気の出てきた日本酒も名だたる銘酒と同じように世界的に扱われるのですから。
最近はアメリカ、ブラジルやカナダ、中国などでも現地の米で清酒がつくられているようで、それはそれで嬉しい気もしますが、本家本元の日本酒はこれ!と保護されるのは大切な事と思います。
ただ、この規定にはまらない清酒は何と呼ぶのでしょうか。日本の中でも外国米を使用している所も有るでしょうから、まだ紆余曲折あるでしょうね。
このまま“清酒”か“酒・SAKE”かなぁ。どうなんでしょうか?

なんだか久しぶりに辛口の日本酒が飲みたくなりました。


見かけによらず・・・メルシャン エブリィ白

2015-06-07 22:40:42 | ワイン
ペットボトルだし、安いし(458円でした)なんだか、と思っていました。
でもメルシャンがそのノウハウをつぎ込んで開発したという広告を以前見て、ちょっと気になっていました。
甲州種から柑橘系の香りを引き出したその技術を使い、輸入のワイン、果汁から作り出したワインです。
最初の香りは、ちょっと粉っぽいと言うか、すえた臭いでしたが、それが消えるとスッキリ柑橘系の香りに。
口に含むとレモンや苦味を取ったグレープフルーツのような爽やかな風味。もしこれに、果汁からくる甘味があれば、単なるカジュアルワインになってしまいますが、そうじゃないところが偉い。よく研究されてます。
もちろんブルゴーニュやロワールというわけにはいかないけど、見かけによらずいける一本でした。
ただ、ブドウの品種が公開されない事と酸味料が入っているのが、なんだか残念。
開発経過はメルシャンのHPを。



EXTREMO Canernet Sauvignon 2012(エクストリーモ カベルネソーヴィニヨン) 聴きたい事あり!

2015-06-07 00:16:24 | ワイン
チリのエクストリーモカベルネを飲みました。セブンイレブンで800円台だったかな。



まあ飲める、美味しいワインでした。果実から来る甘味もなく、ほどよいタンニン、少し酸味が強いですが問題なし。飲み口ミディアムライトといった感じです。
ただわからないのが、どこが作ったかということ。みなさんコンチャイトロが醸造したとしていますが、コンチャイトロのラインナップには出てこない。ラベルにはProduced by Concha y Toro とわざわざ記載されているのもなんか変。
ラベルに小さく書かれているPedro de Valdiviaがワイナリーかなと思って調べたら、1500年中頃のスペインの冒険家でした。サンティアエゴ市を建設した方のようです。
また、Santiago del Nuevo Extremoを調べると一番最初にヒットするのが現地のバンドだったりしてどうもよくわからない。
海外のサイトを探すと、NUEUO EXTREMO の名前で売られていました。ただコンチャイトロの名前はどこにも記載されていません。



たぶん、NUEUO EXTREMO がブランド名かワイナリー名で、コンチャイトロが醸造を指導してるとか、日本への輸出についてコンチャイトロがプロデュースしているって事じゃないかななんて結論に至ったのですが、輸入元のメルシャンさん、お聴きしたいのですが。

(どうでもいいじゃない、と言われそうですが、なんか引っ掛かるもんでね)





シ、シブイ! アルパカ・ソーヴィニヨン・ブラン2014

2015-06-05 23:07:11 | ワイン
サンタ・ヘレナ・アルパカ・ソーヴィニヨン・ブラン。今話題のアルパカの1アイテムです。
カジキマグロのソテーに合わせて買ってきました。
グラスに注ぐと、最初はパインやマンゴのような南国のフルーツの香り。口に含むとソーヴィニヨン・ブランらしいすっきり辛口で、かつレモンキャンディ(と言っても甘くない)のような味わい。
普通ソーヴィニヨン・ブランは料理人幅広く合わせやすく、和食にもピッタリだと思います。
がしかし、このアルパカ・ソーヴィニヨンブランは飲み進めるうちに気がつくことがありました。渋いのです。
これは参った、赤のタンニンとは違い渋いという言葉がぴったり。
渋味は、白ワインでも隠れているものですがここまで前面に出てくると、ちょっと飲みづらい。温度も色々試したけれど渋さに変わりは無かったですね。
ネックにかけられた能書きには、「ワイン販売店スタッフに試飲してもらいました!」とあり、ワイン販売店スタッフは「このワインを葡萄のみずみずしい果実感が広がる味わいとお勧めしています」とのこと。
う~ん、なんかちょっと違う。「檸檬のような柑橘系のすっきりとした印象ですが、渋味が際立っていてまるでグレープフルーツのような果実感が広がる味わい、合わせる料理
を選ぶかもしれませんと消極的にお勧めしています」てなところでしょうか。