今日はコロナ感染防止対策で病院の敷地にドームハウスを設置された成尾整形外科病院を視察。
患者さんが来られたらドーム内でまず検温、問診をして病院に入ります。このドームは約150万円で事務長がネットで注文して職員で設置したとのこと。このような院内感染を防ぐための費用は、不足して高値になっているマスクや防護服の分もそうだけどすべて病院の負担で何の補助もありません。
この他、学校休業による看護スタッフの子どもたちの居場所確保のため、近くのアパートを2部屋借りて保育士を雇っている費用も負担しているとのことでした。
診療報酬は右肩下がりで、患者は感染を警戒して減少している上に院内感染防止の対策費用がかさみ、これでは病院経営が成り立たずに県内の医療全般が崩壊すると窮状を訴えられました。今のコロナ対策のセーフティネットの隙間がまた浮き彫りになりました。
話を聞かせていただいた西村事務長。西高9期生です。
病院に入る前にドーム内で検温・問診