普通に歩けるようになる頃には猿の惑星の上映が終わってる可能性もあるので両松葉杖状態ですが映画館に連れてってもらいました。
いつもなら後方の通路側に座って観ますが途中でトイレの可能性もあるので前方にしましたがこれが失敗でした。
近くの座席に「高齢の息子が更に高齢のお母さんを映画館に連れて来たんだな」って微笑ましく見てた親子らしき人がいたんですが映画が始まると息子と思われる人はどっかに行きました。そして最悪な映画鑑賞が始まります。
「ブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツ」
クソババーがず~~~と、エンディングまでず~~~と何かしゃべってました。クソババーは的確じゃないかな。介護されて歩くのがやっとの認知症婆さんです。息子的には「世間にギリギリ迷惑はかけない程度の認知症」と思ってるから映画館に連れて来たんでしょうがそう思いたいだけですよ。だって上映中はどっか遠くに行ってましたから確信犯ですね。何を言ってるかは聞き取れませんが大音量のシーン以外は常に念仏のような言葉が聞こえるんで映画に集中出来ません。むしろ何を言ってるのかを聞こうとしてましたから。今までにも携帯パカパカばばあとかポップコーンガサゴソ馬鹿とかいろいろ殴り倒したい奴もいましたが今回のがマジで最悪でした。私の修業が足りないのが敗因でしょうか。
でもね、今から思えば前方の一番端っこに座ってるんだから気を使ってはいたんでしょう。事実近くには我々しか座ってませんでしたから。出来れば最前列の端っこにでも行ってくれりゃいいんですがさすがにあそこじゃ観れたもんじゃないしね。
さて、エンドロールになったんで帰り支度してたら息子が現れて婆さんも帰り支度始めました。階段を2段上がるだけで物凄く時間がかかってたんで先に行かれたらまた物凄く待たされそうなので慌て気味行こうとしたのが失敗でした。だっておしっこしたかったんだからしょうがないでしょ。階段を1段降りたとこでバランスを崩し尻もちをつくように倒れ、ついでに松葉杖をぶん投げてしまいました。回りから「大丈夫ですか?」って言われるし松葉杖は拾って持ってきてくれるしでひたすら「大丈夫です大丈夫です、すいませんすいません、ありがとうございますありがとうございます」と言いながら気持ちは急いで逃げるように立ち去ったつもりですが実際にはノロノロとでした。「あんな状態で来なけりゃいいのに」って皆さんの心の声も聞こえるし恥ずかしさMAXなのに、あろう事か妻が私の腰の辺りをむんずと掴んでます。みっともないから止めろって言っても止めません。
また転んだらどうすんの?
ここは平らだから大丈夫だよ
ずっと座ってたのにいきなり行こうとしたからでしょ
だからもう慣れたってば
それがいけないの。恥ずかしくても我慢する
だってこれじゃ猿の惑星の連れてかれる人間みたいだろ
誰が悪いの? 誰が面倒見てるの?
う~~~
唸ってもダメ。車まではこのままだからね
う~~~
恥ずかしさからか特に痛みも無かったんですが帰宅してから右足のアキレス腱辺りに鈍い痛みが出ました。骨折ヶ所とは違う場所なので病院に行った方がいいのか悩みますが様子見ます。
今日の良かった。
認知症婆さんのせいで転んだ日から5日経ちましたが痛みはありませんので次回検診まではこのままにします。
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