ウッドワン美術館に行って歌川広重の版画を見てきた。
いつから歌川さんになったんだろう。
ワタシはずっと安藤広重だと思っていた。
名前を変えるんなら変えると しっかり広報して欲しいもんだ。
私達世代には永谷園のお茶漬けの素で
大変におなじみの東海道五十三次。
これは出発地点の日本橋なんだけど
京都御所に御料馬を献上する八朔御馬進献の行事を記録するために同行しスケッチした図をもとに
保永堂が出版した大判錦絵が大ヒット。
その16年後に丸屋清次郎の寿鶴堂から出版された丸清版の五十三次も展示してある。
↑丸清版の日本橋
もちろんどちらもすばらしく、
2つの版元の作品がずっと並んで展示されているのはとても興味深くて楽しかった。
ホントに版画?
いや 手書きじゃろ
うそー彫れるかこんなの
感動と疑問と感嘆と。
それで もうワタシは、
何が何でも今年は消しゴムはんこを彫ろうと心に誓った(笑)
さあ 龍を彫るぞ!
🐉🐉🐉🐉🐉🐉🐉🐉🐉🐉🐉🐉🐉🐉
ところが・・・・
書けない描けない 才能がない。
龍なんて見たことないし。
どこかでパクろう。
いろんな龍の絵をさがしていたら
フリー素材で素晴らしい絵を見つけた。
ホントに使っていいのかな。
何度も確認したけどフリー素材だ。
使います。ごめんなさい。
有料だったらごめんなさい。払います。
お知らせくださいm(_ _)m
よーし やる気が出てきた
保永堂の職人に負けない作品を彫るぞっ
さてさて 前回の消しゴムはんこは苦心した。
これ↓
きっと百均の消しゴムはんこだからかな。
トラの年賀状の未熟さを自分の力量ではなく、はんこのせいにして、今回は文房具店に買いに行った。
いろいろとあるね。
違いが分からないので 一番安い660円のを購入。
12/5
トレーシングペーパーにイラストを写し
それを消しゴムに写して
彫刻刀で彫る。
一昨年、いくら探しても見つからなくて古いカッターナイフでちまちま彫ったけど
あの数日後すぐに彫刻刀が出てきた。
探すのをやめたら出てきた。
それでまた見失わないように、ずっと棚の上に置いて毎日見ていたので やっと出番がきた感じw
消しゴムはんこの素材が良いのか、彫刻刀が良いのか分からないけど ずいぶんと楽に彫れる。
スルスル彫れる。
何度も失敗を繰り返し、細い部分を切り落としたりしてコツを学んだ。
枠線を彫る時には、外側からナイフを刺すんじゃなくて
内側から斜めにナイフを刺して
そのあとV字に切り取るように外側からナイフを刺すと
どんなに細かい場所でもデザインを切り落とさずに彫ることができる。
で~きた♥️
インクをつけて押してみよう。
うん いいのができた。
今年は多重刷りをしないのでズレなくて楽だわ。
来年は1か月ほどかけて、保永堂に負けないような五色刷りくらいの大作を彫りたいけど、
その熱量が来年の今頃まで残ってるかどうかは自信がないな(笑)