9日の明け方・・・やっぱりこの時間帯は・・・無理!!。
体操男子団体。
期待を背負っての見事金.
予選で失敗続きだった、田中選手。
何のために来たんだ!と、もう一度自分に問いかけ見事、復活。
平行棒で技を決めて、着地も。金メダルがぐっと近くなった瞬間でした。
そして、なんといっても19歳の白井健三選手。
跳馬と床。最高得点を叩きだして。
床の最後の着地の前・・・。肩で大きく息を数回。
目は赤く充血して、集中力を上回る緊張が、眼差しと呼吸から伝わって来る。
落ち着け、落ち着け。と白井選手の声が聴こえるよう。
そして、予選の不思議な床の反動がなくなって床とも一体となった白井選手。
意を決して、一点を見詰めて、ただひとつの想いへと突き進む。
終わった後、いつも緊張しない白井選手が、胸を撫で下ろして、何か呟いて
いるのが、どれほどの重圧を感じていたのかよくあらわされていて、
感動的で、胸に迫りました。
そして、最後は、27歳、団体金にこだわって来た 内村航平選手の床。
一つひとつの演技の度に思いが伝わって来て。
聞える筈もない、決めるんだ!の声が形になって達成されて。
山室選手、田中選手、加藤選手、白井選手、内村選手、5人の一人ひとり
の夢が現実となって私達ニッポンに喜びをもたらしてくれました。
長い間見て来た体操男子だったので、アテネの金メダル以来、
内村選手という絶対王者を先頭に期待を持っていた私達も喜びだけでなく、
感動と感動の涙を体験することが出来ました。
きっと天皇陛下もお喜びくださっているでしょう。
内村選手、白井選手のオリンピックまでに聞いてきた言葉も見て来た姿も
もしかすると近い内に年号が変わるかもしれない平成というこの時代を
代表する思い出のシーンとなっていくのですね。
真の感動をありがとう!!!!、体操男子団体ニッポン選手。
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