2021年7月12日
雷が轟、横なぐりの雨が長い間降った後
夕陽が感動的な日曜日
代々木ケヤキ並木通り手前のクチナシは刈り込まれて、今年は咲かないかな
と見ていたら1輪
甘いあの、香りと共に純白の美しい姿に出会えて、近づく初夏を
感じた土曜日
会場別研修会場。無観客のオリンピック。選手付きのボランティア
さん達?
手荷物検査のレーンなのか確実ではないかもしれないけれど、そのまま。
この大きく高いゲートも何に使用されるのか? オリンピックまで後11日。
この前、クイズ番組で、
バルセロナオリンピック水泳女子200M平泳ぎで
競泳史上最年少14歳で金メダルを獲得した岩崎恭子さん。
番組で取り上げられていた
”金メダルを獲得したその時のコメントについて”
「今まで生きて来た中で一番幸せです」
と殆どの人の記憶にあるけれど、
それは違って、
正しくは「今まで生きてた中で一番幸せです」
“生きて来た、中で” はなく、”生きてた、中で” が正解。
生きて来た中で と 生きてた中で では、
受け取り側の彼女に対する印象が、大きく違ってしまいますね。
そして、1番幸せだった栄光は束の間で、
14歳の少女には、重く苦しい日々が待ち受けていた現実も
記憶に刻まれています。
解説の元競泳選手高橋氏の
最後の最後。
そこから行け、そこから行け。
絶叫ではなく、
祈りと願いと応援の温かい思いがこもった声に
〜1992年7月27日 バルセロナオリンピック 競泳女子200M平泳ぎ決勝〜
当日、観戦していた私達も手に汗握ぎり、心から応援し、
彼女のコメントと涙に感動し、微笑ましく忘れられない1日になったことを
今でも、鮮明に思い出します。
・・・・・・・
オリンピックが嫌いな人には申し訳ない。
コロナの中、申し訳ない。
けれど、神に与えられた才能が
4年に1度しか、開くことを許されないオリンピック。
競歩の金メダル候補の鈴木雄介選手は不調から辞退。
1年延期になったことの悔しさは如何ほどか。
煌めく才能をこの目で観られることを楽しみにすることは、
いけないことなのか。罪なことなのか。