風と花とわたし 〜

日常のささやかな喜びの輪を広げて・・・RING、リング♪ ring!

半年前のこと

2011-09-11 23:53:00 | 日記

9月11日 快晴  


今日の月  
       

さっき、ふらりとコンビニに行くと

 

「お月見うさぎ 」が 一足先に購入♪ 



一旦秋の訪れを感じた脳には、

ここ数日の暑さ 順応できないようで・・・・

もっと、眠りたい   

だる―い

みなさんは 大丈夫ですか?    




半年前の今頃は、携帯は繋がらず、

帰宅難民になり、余震が続く中、

独りで寒くて寒くて。 

暗がりを見詰め朝が来るのが待ちどうしかった。

その頃、気仙沼では、

巨大津波から更に津波火災が起こり、

湾も市内も火の手があがり、

火は広がり燃え続け、

屋根から屋根をつたい逃げていた人達がいた。

その火災が鎮火するには、二週間かかった。 

原因は、プロパンガスからのガス漏れだった。

湾内でも、3キロに渡り火の手が。

フェリ―で30分の大島へも。 

海水を含んだ瓦礫、木が何故燃えたのか。 

それは、コンビナ―トから流れ出した重油に、

木がロウソクの芯のような役目となったから。


そして、明治、昭和と津波の被害にあっている

岩手県のリアス式海岸を有する田老町では、

昭和8年に作り始め、半世紀に亘って作り上げた

世界に類を見ない二重の防波堤が、

第2波の巨大津波によってあっけなく壊され、

町は飲み込まれてしまった。

充分な備えがあると過信したことも

被害が大きくなった原因だと町の人達は語っていた。


以上は、今日NHKで放送されていた番組から

知ったことです。 

ボランティアへ気仙沼と大島へ

行かせていただいていたけれど、

みなさん、詳しいことはお話にならなかったんですね。

「 こころに仕舞っている 」とおっしゃっていることが、

今日番組を通してよく分かりました。


私でさえ、連休中はどこに行く気にもなれず、

唯一、映画館に行った時、

これから映画が始まると暗くなった途端、

職場で長い廊下の左右の非常扉が閉ったあの、

バン! バン! という物凄い音が思い出され、

胸が「 ドクンッ!! 」と音を立て、

閉所恐怖症のようにその場から去りたくなる

軽いパニック状態に陥ってしまい、

その後も2カ月ほど遠出が出来なくなっていました。

そして、今日色々な番組の中で当時の映像が映し出され、

警報の音を聞いた時、頭がジ―ンとなり、

何ていやな音なんだろう・・・・

とあの日が思い出され、苦しくなって。

まだまだ知らない被災状況が沢山あって、

私程度がそんななのに、

被災地の方々はどんな思いか・・・・

私なんかが思っていることは遠く及ばない程の悲しみ、

苦しみを抱えていらっしゃるのだと

深くこころに刻みました。



そして、夕刻のニュ―スでは、

台風12号で被災された

和歌山県新宮へ長年交流のある宮城県気仙沼市が

コメ1トンとカレーや牛丼などの食品、

救援物資を送られたことが放映されていました。 

半年しか経っていないのに。 

支援してくださった方々に

少しでも恩返しがしたいとコメントされていました。



東北の方々に学び見習い、

生かされている感謝を忘れず、

謙虚に前向きに明るく生きていこうと

新たに誓った一日 でした。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 祈りの日 大震災より半年 | トップ | 2011年の十五夜 »
最新の画像もっと見る