風と花とわたし 〜

日常のささやかな喜びの輪を広げて・・・RING、リング♪ ring!

童謡たなばたさま 七夕の思い出

2021-06-21 23:53:19 | 歳時記

2021年6月21日

 

 

今日は、とても楽しい歌の時間を過ごせて満足。

 

みなさん、色々な地方からお嫁にいらして○十年。

豊かなお話をお持ちです。

 

そして、歌といっても、童謡や唱歌。懐メロなど、

音程も下げて歌いやすく。

本当に地域の方々で楽しむひと時としています。

 

今日の曲の中に“たなばたさま”を入れて。

 

権藤はなよ/林柳波作詞・下総皖一作曲

ささの葉さらさら

のきばにゆれる

お星さまきらきら

きんぎん砂子(すなご)

 

五しきのたんざく

わたしがかいた

お星さまきらきら

空からみてる

 

4分の2拍子の童謡。

1、2、1、2

そう...そう拍子を取って歌ってもよいけれど、

1〜、1〜

1で円を描いて2は心の中。

大きな1拍子で歌うと、短く何でもない曲なのに、

とっても優しく“歌える”し

とっても温かく“聴こえる”

 

そんな中に、みなさんの七夕の思い出を尋ねてみたら

山形出身のAさん

下の孫O君が3歳になっても喋らなくて、心配していたら

お母さん(お嫁さん)が、言語指導を受けてみようと思うと、

相談して来た。

早い方がいいから賛成だ!と伝えると、

早速に予約し行ってみた。でも、丁度寝てしまって、

診断できなかった。

 

その間、Aさんは上の孫B君と短冊に願いを書いて、

笹の葉に託した。

孫が話せるようになりますように。

 

そして、Aさんは、B君に、何て書いたの?と尋ねた

弟がおはなしできるようになりますように。

って書いたよ。とB君。

 

えー、おばあちゃんもだよ!おんなじ気持ちだ!

嬉しいよ。

AさんはB君の優しさに涙、涙。

今でもあの時のことは忘れられないです。とのこと。

 

肝心の寝てしまったO君は?

今ではすっかりおしゃべりさんで、心配は嘘のようですよ。

とAさん。

 

願いが叶う叶わない。

本当はそんなことではなくで、

共に過ごす者達が、

一つの方向に向いているだろうと思う心を

はっきりと知った時、

どんなに幸せなことなのか。

 

そして、どんなことを思っているか、

心を知り合う時の驚きは、

心も生活も人生も豊かに穏やかにしていくものなのだと、

改めて、歳時記の大切さと先人の知恵の素晴らしさを知り、

 

二重にも三重にも心温まる七夕の思い出話に、すっかり

こころ洗われ、大きな1拍の拍子を打ちながら、もう一度。

 

部屋いっぱいにみなさんの優しが溢れたひと時となりました。

 

 


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