2021年6月1日
今年も6月。
我が家の紫陽花は代々木公園と同じ。
花付きがよくなく。
それでも、1輪1輪美しく咲いてくれて、感謝。
・・・・・・・・・
ワクチン接種も徐々に進む日本。
未来は、誰にも、分からない。
オリンピックを開催したら？
開催まであと50日程。
そんな中、大坂なおみ選手が、
全仏テニスでの記者会見拒否から、2回戦棄権へ。
大会から賞金をもらいたくさんの人達がかかわって
いるのだから、会見に出席することはプロとして、
仕事の１つ。当然のこと。というのが、大半の意見。
確かにそうだと思う。
数日前、彼女の年収が女性アスリートトップという
ニュースが世間を賑わした。
60億もの収入を得ると言う事は、本人にしか分からない
苦しみ、悲しみ悩みがどれ程あるだろう。
23歳の若い女性が自分の心を見失いませんように。
と願っていたところだった。
彼女の行動は更に波紋を呼び、
大会主催者からは規定違反により罰金約１６４万円を
科され、主催者は今後も違反が続けば大会からの追放
の可能性があるとし、四大大会の主催者は連名で四大大
会出場停止もあり得ると発表していた。
そして、翌日彼女は、2018年からうつ病で、
苦しんで来たとコメント。
・・・そこまで言わせてしまった社会、世界はどうなんだろう。
ただ、このコメントは後出しジャンケンのように
なってしまったきらいもあるのが、少々残念ではあります。
コロナ禍でも、空爆を行う国もある。
5月21日には、一旦停戦したが。また、いつ始める？
競馬の新人騎手は、実にハキハキと質問の意図に
添って受け答えをする。何故なのか。
競馬学校でマスコミ対応の授業があるのです。
アマチュア選手でも、成績のいい人は、
どんないやな質問にも何とか心を砕きながら答えている。
でも、
マスコミ関係者は自由に質問。
受け手は受け入れることが前提。
もう、そんな一方的なことは終わりにしたらどうだろう。
コロナで苦しい、悲しい心は世界中みなよく分かった
はずなのに。
質問はなんの為にするのでしょう。
大会や選手の魅力を伝えるためじゃないのかな。
世界は人類は変わらないと次に進めないと思う。
どんな質問が人を傷つけるのか、よく勉強して欲しい。
また、勿論、受け手側も自分の心の状態をよく知って、
磨いていくべき所は、磨いていく。
大坂なおみ選手が全米テニス・ストレートで初優勝した時、
相手のセリーナ・ウィリアムズ（アメリカ）は、
主審に猛烈に抗議。
会場はとげとげしい雰囲気に包まれ、表彰式で、
大坂なおみ選手は、勝利者でありながら、
涙を流したあの時を私達はどんな悔しい思いで
観ていたか。
でも、20歳の彼女はその場を去ることは
ありませんでした。立派だった。
それから2年。
人種差別を感じながら、多方面からの興味深々の
質問も受けて来た。
時代は必ず、変わる。
いつか今の状況も変わるはず。
大坂なおみさん。
あなたは若い。
あなたが言うよう、
今はよく休んでください。
余裕が出来たら、見つめて、越えてください。
そして何より、信頼できる人に相談してください。
あなたはテニス界の至宝です。
そしてそして、与えられた才能・テニスで、
あなたの心を発信してください。
応援しています。待っています。
