2021年7月27日
自国開催のオリンピック。
7月26日
●柔道男子73㌔級 大野将平選手
対戦相手 ジョージア ラシャ・シャフダトゥアシビリ選手
しっかりと攻める大野選手だか、技を警戒して距離を取ろうとする相手に
攻めきれず延長へ。延長戦でも攻めの姿勢は崩さず、積極的にしっかりと
両手で組んで攻め続け、延長5分半頃、支え釣り込み足で技ありを奪い金
メダルを獲得。リオから2大会オリンピック連覇を果たした。
大野将平選手は、連覇をしただけでなく、5年前のオリンピックでも、試合後、
畳を去る際の美しい礼が、話題となり、道徳教科書(光村図書出版)に記された。
そして、今回、“世界最強の柔道家”と讃えられる大野選手は、
「怖かった。今まで感じたことのない恐怖の中で戦ってた」
と目を潤ませながら語っていた。あの場面は、私の心の奥深くに
刻まれ、これからの生きる支えになった。
そして、これからも更に柔の道を極めていく大野将平選手を見届け
参考にしたい。
◆大野 将平(おおの・しょうへい)1992年2月3日、山口県生まれ。旭化成所属。東京・弦巻中、世田谷学園高では柔道私塾「講道学舎」で鍛え天理大へ。2011年に世界ジュニア制覇。73キロ級で13、15、19年世界選手権優勝、16年リオ五輪金。右組み。得意技は大外刈り、内股。170センチ。