自称米子のプロモデラー

模型、フィギュア、ジオラマを製作するブログ

クイーンチェストバスターを作る パート03

2024-11-18 10:43:55 | 模型

「米子工芸会展」も、今日と明日になりました。

たくさんの方々にご来場いただき、有りごとうございます。

知り合いも、「見に行ってきました」と何人も連絡があり、喜んでおります。

明日は午後4時から撤去作業があるので展示時間が短くなります。

まだ見ていないと言う方はお早めにどうぞ。

と言うことで、今日も「エイリアンクイーンチェストバスター」の製作です。

割と大きなソフビキットですので、ベタな単色で塗ると絶対にチャチな仕上がりになると思ったので、出来るだけ生き物っぽい仕上げにしようと思いました。

頭部の写真ですが、細かい斑点をエアーブラシで書き込みました。

体も、

赤い斑点を全身にエアーブラシで書き込みました。

これだけで、だいぶ生物的な仕上がりになりました。

ただ、エイリアンの血液って赤く無いんですね。

でも、ま〜イメージで仕上げます。

シルバーの歯や、腕や足のジャバラ部分の筋肉っぽい感じもタミヤの水性アクリル塗料で筆塗りしました。

尻尾ですが、中にアルミの針金を入れて曲げています。

フェイスハガーと同じ素材なので、中にスポンジを入れて潰れないようにして、針金を差し込んで有ります。

これで自由に曲げられます。

次に、ベースのスタイロフォームをちょっと細工します。

スタイロフォームのベースには「ウッディー粘土」を塗り付けているのでカッターや尖ったヘラで引っ掻いて角等欠けさせます。

そのかけさせた部分もアクリル塗料のグレーで塗装し、乾燥後エナメルの艶消し黒をシャバシャバに薄めたものを染み込ませ、垂れた感じに書き込みます。

これだけで古びたいい感じのベースになりました。

このスタイロフォームは欠けると断面がコンクリートの破断面のような形になるのが面白いですね。

天板も黒の染みを入れます。

目地部分に染み込ませ、点々と液が垂れた感じに書き込みます。

エイリアン本体にも軽く墨入れした後、クリアをエアーブラシで塗ります。

このキットはソフビ、つまり塩化ビニールなので、エナメルの塗料を塗ると、化学反応で表面がベタついて乾かない現象が起きる可能性がありますので、エナメルの墨入れは厳禁です。

なので水性の塗料を薄めて使用します。

クリア塗装すると、やはり生物っぽさが出ますね。

ベースに取り付けると、いい感じになってきました。

流石に実物大は迫力満点です。

正面の顔はやはりエイリアンですね。

ここまで仕上げて終わり!

では無いんです。

まだまだ仕上げを施して行きます。

完成まで後少し。

続く!

 

 

 

 


クイーンチェストバスターを作る パート02

2024-11-17 08:33:30 | 模型

今、米子市美術館で「第38回米子工芸会展」が開催中です。

ここ山陰在住の工芸作家さんの作品を一同に集めて展示されています。

私のフィギュア作品も14点ほど展示しているので、興味のある方はぜひご覧ください。

午前10時から午後6時までですが、19日最終日は午後4時までで終了します。

皆様のお越しをお待ちしております。

 

と言う事で、今日は「エイリアン3」に登場する「エイリアンクイーンの幼虫?」とでも言うのか?「エイリアンクイーンチェストバスター」の製作です。

キットは柔らかいソフトビニール素材で、やたらとグニャグニャします。

以前アップした「フェイスハガー」と同じ素材です。

接着は、エポキシ系の物を使用し、継ぎ目はハンダゴテで、溶かして隙間を埋めました。

キットの足が細くて柔らかいのでアルミの棒を差し込んで補強しています。

それにちゃんと立ってくれないのでスタイロフォームとアクリルでベースを作り、それに取り付ける事で立たせることの出来るようにしました。

これがベースです。

厚みは50ミリの物を使用しています。天板に3ミリのアクリル板を貼り付けて床のタイルを表現しました。

このベースにチェストバスターの足のアルミ棒を差し込んで固定します。

肝心なチェストバスターは、

基本の肌の色を吹き付け塗装した後、エアーブラシで細かい影を吹き付け塗装しました。

塗装はただ影を書き込むだけでなく、肌のまだらな模様も、エアーブラシで書き込みました。

人間も手や顔を見ると、赤い斑点のようなものが見えます。

コレをエアーブラシで表現します。

尻尾の方も、フェイスハガーのように影を塗ります。

一度に塗るのではなく、薄い影を何回か重ねて濃くしてゆく感じで仕上げます。

このキットのおまけで、こんな物が、

映画の物とはちょっと形状が違うのですが、「エイリアンクイーンフュータス」と言うそうです。

要するに「幼虫」ですね。

ただ、このキット、古い物なので、仕上げた後で可塑剤が滲み出てきて表面がベタベタになりました。

Amazonで、「ベタトルV」と言う薬品が発売されているようなのでそれで取れるのか?

塗装まで剥がれてしまわないか?

これはやってみないと分かりませんので、いずれ入手して実験します。

クイーンチェストバスターをベースに仮止めしてみると、

こんな感じです。

もう細かい部分も筆で塗り分けています。

さらに細かく塗装して行きます。

続く!

 

 

 


クイーンチェストバスターを作る パート01

2024-11-15 10:47:32 | 模型

今日から来週19日まで、「第38回米子工芸会展」が始まりました。

今年は、企画展として私のフィギュア作品を14点展示しています。

場所は米子市美術館一階、第一展示室です。

朝10時から夕方6時まで展示です。

最終日19日は、午後4時までの展示になりますのでご注意ください。

入場は無料です。

天気が悪そうですが、皆さんお誘いあってお越しください。

よろしくお願いします。

この展示の様子はまた後日アップします。

と言う事で、今回はまた「ハルシオン」のソフビキットの製作です。

これですが、

これは映画「エイリアン3」に登場するエイリアンクイーンのチェストバスターです。

実物大の様です。

小型犬くらいはあるかな?

大きいです。

これも、フェイスハガーの様に柔らかいビニール素材でできていて、組み立てもそれほど難しい物では有りませんが、継ぎ目等消すのがちょっと厄介です。

エポキシパテをと、ハンダゴテで溶かしながら隙間を埋めます。

そしてコレをリアルに仕上げるのにどんな塗装をするかが問題です。

それに、このままではちゃんと立ってくれません。

ベースが必要です。

このフィギュアがどう変わってゆくか、次回から本格的に塗装して行きます。

続く!

 

 


うる星やつらのラムちゃんを作る パート05 完成

2024-10-31 07:19:25 | 模型

やっとラムちゃんの完成です。

展示用の木製ベースを作り、この上に乗せました。

木製のベースに乗せるとちょっと高級感が出ます。

後ろ姿もエロいです。

これで完成です。

ここまで書いて、フィギュアの大きさを書いてませんでしたが、1/6スケールです。

フィギュアの身長が約25センチくらいです。

割と大きめなので、展示しても見映えします。

このくらいの大きさで無いとここまで細かく塗り分けが出来ませんね。

でも、まだもっと大きいサイズの「ラムちゃん」も有るんですけどね。

そのサイズの記事はまたいつかアップします。

次は何をアップしましょうかね。

 

 

 


うる星やつらのラムちゃんを作る パート04

2024-10-30 08:59:26 | 模型

うる星やつらのラムちゃんの製作も終わりが近づきました。

面倒だった髪の毛の黒いラインも書き込み、

ビキニのラインも書き込みました。

これで完成!と行きたいのですが、ちょっと展示の時の見栄えがあるので、ベースを作ります。

コレはホームセンターで買って来た板です。

コレに人工芝を貼り付けるので、縁を細い木で付けています。

フィギュアを乗せるとこんなバランスです。

この板をオイルステインで着色し、クリアラッカーで上塗りします。

さらにこの天板部分に人工芝をサイズに切って貼り付けます。

こんな形に成りました。

コレにフィギュアを乗せると、

こんな感じです。

後ろ姿もいい感じです。

何も無いより、ベース一つでもあった方が断然見栄えがいいですね。

とりあえず完成です。

完成したちゃんとした写真も撮っているので、それは次回にアップします。

続く!