昨日からの雪も溶け始めています。
他の地域は結構積もったようですが、今年はこちらの方は大した事はない様で助かっています。
と言う今日この頃ですが、今日もガンダムのウェザリングです。
いよいよ汚しに入りますが、エナメルを試しにちょっと塗ってみましたが、プラスチックに圧力のかかって居る部分に染み込むと、やはり「ヒビ」が入りました。
やはりエナメル塗料は使えません。
なので、タミヤの水性アクリル塗料を使いました。
アクリルの塗料の艶消し黒を専用溶剤でシャバシャバに薄めます。
それを、面相筆で筋彫りやパーツの谷間に染み込ませます。
こう言う細い筆が面相筆です。
多少の大胆に流し込む様に塗り付けます。
塗った後に、溶剤を染み込ませた綿棒で軽く拭き取ります。
拭き取る際は、重力の方向に引っ張る様に拭き取ります。
雨垂れの感じになるとベストです。
塗料を拭き取る際は、完全に乾いた後よりちょっと生乾きの時の方がいい感じになります。
ガンダムマーカーで墨入れし、ぼかし用のマーカーで塗っても同じ様な効果が出せます。
こんな感じで、あまり汚しすぎない様にします。
ウェザリングって、やっていくうちにドンドンエスカレートして、もっと汚しもっと汚してって止まらなくなるんですね。
冷静になってみてみると汚しすぎた!と後悔します。
そんなことのない様に、時々手を休めて、離れた位置からみてみると良いと思います。
艶消し黒で汚しを入れたら、今度はシルバーで塗装の剥がれた感じを描きます。
このシールドは剥がれて居るのではなくシルバーを書き込んでいます。
パーツの出っ張って居る部分や、角部分など物にぶつかる部分をできるだけ細かく、面相筆の先でチョンチョン突っつく感じで描き込みます。
ここまでやったらベースも作ります。
ホームセンターに売ってある板を買って来て、塗装をした後、紙粘土を薄く平な部分に塗ります。
粘土が柔らかいうちにガンダムを押し当てて足跡を付けます。
その後粘土が乾き切る前にワイヤーブラシで軽く粘土面を叩きます。
そうすると、砂の様な感じになります。
後は粘土を好みの色に塗って、軽くドライブラシすると地面の完成です。
そうしてこんなガンダムができあがります。
素組のガンダムとは一味違う重量感のあるキットになったと思います。
これを「土曜日の生たまご」の「みんみん」に真似して作ってもらいました。
放送にはバンダイと創通エージェンシーにも許可をとってもらいました。
それにしても、このバンダイのキットは誰でも簡単に作れる優れたキットだと思います。
ちょっと手を加えればさらに良くなるところが良いですね。
最近は、若い人でもプラモを作らなくなったそうですが、物を作る楽しみをもっと知ってほしいですね。