いよいよ完成間近です。
今日はデカール貼りですが、このデカールがものすごい数で、貼っても貼っても終わりません。
このデカールは、2枚付いています。
これを一つ一つカットして貼りますが、大変な作業になりました。
先ず垂直尾翼の大きめのマークですが、
試しに貼って見ました。
上の写真を見るとなんの問題もない様に見えますが、
光の角度を変えるとこんな感じに白っぽく光ます。
これが「シルバリンク」です。
これはデカールがパーツに密着していないの光って見えてしまいます。
マークセッターを使ったのですが、どうもうまく行きません。
なにぶん古いデカールなので、ノリが劣化している可能性が有ります。
製造年を見たら2004年製でした。
このキットを製作した時期から20年くらい前の物なのでどうしようもないのですが、なんとかしなければなりません。
クリアデカールから自作するという方法も有りますが、今回はペイントで仕上げることにしました。
先ずデカールをパソコンにスキャンして取り込みます。
それをトレスして輪郭をなぞります。
これは、アドビのイラストレーターで輪郭をトレスして書体を作りました。
これをアクリル板にマスキングテープを貼って、その上にスプレーノリで貼り付けます。
この文字をデザインナイフでカットします。
切り抜いたらプリント紙を剥がして、
このカットした部分がバラバラにならないように上からマスキングテープを貼ります。
これを剥がして、尾翼に貼り付けます。
貼り付けたら、後で貼ったマスキングテープを剥がします。
これにエアーブラシで文字の色を吹き付けて、
乾燥の後、マスキングを剥がします。
これでシルバリングの無いマークになりました。
ただ、この方法は大きな文字の場合でないと出来ません。
WWの下の文字くらいがカットする限界かな?
他にも、
この部分、
同じ方法でマークを入れました。
これでなんとか大きなマークのシルバリングのを防ぐことが出来ましたが、小さなマークはこの方法が使えないので、マークセッターと、ソフターを使って貼り付け、それでも光るようなら、上から艶消しのトップコートを吹きました。
こうして、大量のデカールを貼り進めましたが、、一番目立つ鷲のマークの貼り付けに失敗しました。
つい、うっかりち切れてしまい、修復ができない状態になりました。
デカール自体古いので、劣化もあったかもしれませんが、油断しました。
一番目立つデカールなので、無しと言うわけには行きません。
さ〜どうする?
この続きは次回に、
続く!