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水木しげる生誕祭かぶり物製作 Part5

2024-03-01 11:16:30 | 模型

昨日の2月29日の「うるう日」に、一つ目小僧の被り物を無事納品しました。

品物の出来は問題なかったようで、3月3日の、水木しげる生誕祭のセレモニーや妖怪パレードで被るそうですが、天候が心配です。

菅笠をかぶっているから多少の雨でも問題は無いのですが、木工ボンドで貼り付けた部分がちょっと心配です。

大雨にならなければ良いのですが。

それに大風が吹くと、菅笠が風をはらんで首を持っていかれそうになります。

菅笠は長いネジ4本と頭につけたパーツとエポキシ接着剤でがっちりと接着してあります。

簡単には剥がれないと思います。

舌もネジ2本と接着剤で固定してあります。

被り物の表面が白くなっていますが、これは木工用パテ(エマルジョン系水性パテ)を水で薄めて筆で塗り、乾燥する前に、筆先でトントン叩くと、ちょっと荒い肌の凸凹を再現できます。

石目のようなざらつきになります。

被り物全体にこれを施し、乾燥後、ウレタン塗料のスプレーで肌の基本塗装をします。

ウレタンの肌色が乾燥したら、エアーブラシで目の周りや影部分の塗装をします。

目の白い部分も240番のサンドペーパーで磨き、最後に水をつけて指で撫でました。

少しツヤが出ます。

その上から水性のカラースプレーの白を吹き付け、ツヤ出しに水性クリアを上塗りしました。

下地が荒い粘土なのであまりツヤが出ませんでしたが、モンスターなのでこれでも良いかと。

目玉の黒い部分も接着して固定しました。

裏面にはスモークの塩ビ板が取り付けてあるので、かぶっている人の目が見えたりはしません。

舌ですが、これも水性アクリル塗料を薄めて塗ってティッシュでふき取ったり、ドライブラシしたり、最後に水性のクリアを吹き付けました。

素材がスポンジのようなものなので、塗装してもあまりツヤが出ませんでした。

最初は半田ごてでもっとぶつぶつを表現しようと思ったのですが、かなり気持ちが悪くなりそうで、やめました。

以前に、「砂かけばばあ」と「子泣き爺」のフィギュアの原型を作った時、水木先生から「顔が怖すぎる、もっと親しみの持てる顔にしてくれ」とダメ出しをくらいましたので、水木先生なら、「あまり不気味にならないように」と言われそうでしたので、ほどほどに仕上げました。

菅笠も焦げ茶色のアクリル絵具を薄めて全体に塗り、ティッシュで荒く拭き取ります。

ちょっと古びた感じになりました。

そして、これらのパーツを完全に合体させて、

それと、豆腐ですが、

京極先生の本の表紙に「豆腐小僧」のフィギュアの写真があるそうですが、その「豆腐小僧」が持っている豆腐に紅葉が付いています。

「豆腐をこうよう」〜「豆腐を買うよ」というダジャレ?のようです。

なので、紙に印刷してカッターで切り抜き貼り付けてみました。

今回の「水木しげる生誕祭」にはトークショーで京極夏彦先生も来られるそうで、妖怪のコスプレをしている人から京極先生が気に入った人を選び、ステージの上に上がらせて何かプレゼントをされるそうです。

選ばれたらいいのですが。

そのあと、夕方6時くらいから「水木ロード」で妖怪パレードをするようです。

なかなか見に行けませんが、地元のテレビのニュースで見させてもらいます。

たいてい、テレビに出ているんですよね。

今年も楽しみに見させていただきます。

 

来年は何を作るのかな?

 

 


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