2023年、2月13日、松本零士先生がお亡くなりになりました。
その追悼と言ってはなんですが、松本零士先生の作品のメカをモデルアップされたプラモデルを紹介します。
昨日も紹介しましたが、「宇宙海賊キャプテンハーロック」のアルカディア号ですが、こちらはテレビ番組の「アルカディア号」です。
ハセガワクリエイターワークスと言う部署の製品です。
価格は5000円で、ちょっと高価ではありますが細かくよく出来ています。
筋彫り等は、さすがハセガワのキットです。
中身ですが、
部品の分割も細かく、船体に取り付けるドクロなども別部品になっているので塗り分けが楽になっています。
ドクロなども細かい部分が一体整形されていると面相筆等で息を詰めて塗り分けなければならず、結構厄介ですが、別部品なので塗って取り付けると言う作業で済みます。
この辺はバンダイのガンプラの影響でしょうか?
作りやすくなっています。
しかも無塗装でもある程度設定に色になる様に色分けされています。
しかし、館長室の外装の彫刻は筋彫り程度のもので、デカールを貼って表現されています。
この辺はやはり立体的な彫刻を施したいですね。
キットのパーツの中に、こんなものが、
良く見ないと分かりませんが、「鳥さん」も付いています。
ハーロックの肩に乗っている「鳥さん」がおまけで付いています。
他にも艦載機も付いています。
説明書もわかりやすい方と思いますが、初心者にはわかりにくいかもしれませんね。
塗装図もカラーで出ています。
これが完成品。
カッコいいですね。
箱の側面にも、
完成するとこんな仕上がりです。
劇場版と違い、シャープでスマートな感じです。
このキットは「ハセガワクリエイターワークス」の製品ですが、過去にこんな製品も有りました。
これですが、今から40年くらい前に発売されていた「タカラ」製のプラモデルです。
私がまだ大阪に住んでいた頃に買ったものです。
このパッケージのイラストですが、誰のイラストでしょうか?
この頃はボックスアートなんて作者の名前が出ていなかったので誰の作品か分かりませんが、「ハセガワ」のキットのボックスアートは「SFマガジン」などの表紙画でお馴染みの「加藤直之さん」だったので、このイラストも「加藤氏」の物ではないかと推測します。
筆のタッチやクセ等、加藤氏の物の様な気がします。
キットの内容は、
この当時のキットにしてはよく出来ていると思いますが、ちょっと寸詰まりな感じがします。
船体の大きさに比べて艦橋の大きさが大き過ぎないか?
部分的に切り貼りして改造する必要がありそうですが、40年前のキットということを考えればこれでもよく出来ている方だと思います。
このキット、今現在ネットで18000円くらいの値段がついていますね。
いわゆるビンテージプラモです。
これじゃー作れませんね。
もったいなくって。
これらのプラモ以外にもまだ有りますのでそれも次回に紹介します。
続く!
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