a-stormのblog

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Regza Z1 のHDDの移行・修復

2019-01-18 18:33:35 | コンピュータ

Regza Z1 のHDDの調子が悪くなってきたようなので、中古の別のHDDへお引越し。

調子が悪いというのは、

・録画済みの番組で再生できないのがある(真っ暗のまま)

・HDDのアクセスが遅い(特に消去の時とか)

・Regza本体でHDDのチェックをするとPassしないのがある

等。壊れる前にお引越しすることに。

これまで、1TB→2TB→4TBと移行してきて、今回、さらに4TBへ移行。

朝ドラとか15分の番組もあったりすので、500番組の上限では4TBあれば十分。

前回もやっているが今回は記録を取りながら。

おおまかな方針は以下の通り

1.HDD容量は移行前、移行後とも4TB。

2.XFSフォーマットはRegza本体で行う

3.録画番組のコピーに時間がかかるので、夜間、rsyncで少しづつ行う

 CentOS 7.x のノートを利用しました。Ubuntuでもいいはずです。

4.最後に新HDDのUUIDを、旧HDDのUUIDに書き換える。

 

さぁ、Let's Go!

https://sites.google.com/a/4682.info/www/copy
を参考にさせて頂きました。

(1) 旧HDDを取り外す

これまで使用していたUSB HDDを取り外します
レグザリンク-レグザリンク設定-USBハードディスク設定-機器の取り外し。

(2)新HDDをフォーマットする

 Regzaに新HDDを取り付けフォーマットする。
 名前は何でもよい(後で元のHDDの名前に書き換える)
 録画予約するときの録画機器を登録したハードディスクに変更しますか?
 と聞かれた場合、いいえにする
 新HDDを取り外す

(3)CentOSのPCに接続する

 新旧のデバイス名を確認する。

 操作中に間違えないように、

 旧HDDを接続(/dev/sdcとして認識させる)

 → 新HDDを接続(/dev/sddとして認識させる)

の順にして、作業完了までずっとそれを通しました。

まず、rootでログイン。

そのあと、

# fdisk -l /dev/sdc

 →パーティション、サイズを確認。外付けUSB-旧HDDであり、内蔵HDDでない事を確認。


# fdisk -l /dev/sdd

 →パーティション、サイズを確認。外付け新USB-HDDであり、内蔵HDDでない事を確認。

GUI環境の場合は自動的にマウントされるので一旦アンマウントする

# umount /run/media/root/xxxx(旧HDD)

# umount /run/media/root/xxxx(新HDD)

新旧HDDのUUIDを表示させメモする

# xfs_admin -u /dev/sdc1 (旧HDD)
# xfs_admin -u /dev/sdd1 (新HDD)

旧HDD 59be2dbf-d3a9-4ef6-86cb-dbb72c3aef12
新HDD 4a718d57-8766-4c4e-9aa1-fefb1f5f77e8

/dev/sdxxの番号は使っている環境により異なります。

うちのノートPCでは、

/dev/sda 内蔵HDD(windows)

/dev/sdb CentOS7.x起動用HDD

/dev/sdc 旧HDD

/dev/sdd 新HDD

となっています。

 

(4)コピー作業のためマウントする
# mkdir /media/old
# mkdir /media/new

# mount --read-only /dev/sdc1 /media/old

 旧HDDは壊れないようRead Onlyでマウントする
# mount /dev/sdd1 /media/new

内容を確認する

# ls -al /media/old

 →録画済ファイルがたくさん表示される

# ls -al /media/new

 →録画済ファイル無し

 

(5)旧HDDから、新HDDにコピーする
# rsync -ahrv --progress /media/old/ /media/new

隠しファイルも、ディレクトリも再帰的にコピーする必要があり、

最初rをつけていなくて失敗しましたが、これでいいはず

(ココだけ手順の再確認ができてません)

要は、.*のファイルも、ディレクトリも全部上書きコピーってことです。

 

(6)次の録画予定時刻までに終わらない場合は、Ctrl-Cでストップして

 また別の日に rsyncでコピーを継続する

 コピーが終わったら(7)へ

コピーが終わったかどうか確認する方法(例)

# ls -al /media/old  | wc

# ls -al /media/new | wc

同じになればOK 

 

(7)新HDDのUUIDを書き換える

まず新旧HDDをアンマウントする(UUID書換え時にUUIDがかぶるので)

# umount /media/old →旧HDDのUSB接続を引っこ抜く(間違えないように)

# umount /media/new  ;新HDDもアンマウントしないとUUID更新ができない

旧UUIDを新HDDに書き込む

# xfs_admin -U [旧HDDのUUID] [新しいHDDのデバイス名]

# xfs_admin -U 59be2dbf-d3a9-4ef6-86cb-dbb72c3aef12 /dev/sdd1

 

以上でHDDの移行完了。Regza Z1につないで動作を確認。

 

■その他、xfsのファイルシステムを修復する場合のメモ

まず、接続したUSB HDDのドライブを確認する

# fdisk -l

一覧から目的とするドライブを識別する。

ファイルシステムへのマウントは不要。

修復したいHDDが /dev/sdc であり、/dev/sdc1 に格納されているとしたら、

# xfs_repair -Lv /dev/sdc1

とする。

 

# xfs_repair -Lv /dev/sdc

でよいのか

# xfs_repair -Lv /dev/sdc1

とすべきかよく分からなかった。

⇒ /dev/sdc1 とするのが正解です。

 


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