あばABAブログ

津山市阿波の情報をみんなに提供します。
どんづまりで何もない村ですが、自然が残っています。

小学校は地域の拠点

2012-07-11 08:08:47 | WEB紹介
北海道旭川市
米原・瑞穂地区地域振興協議会

H3年度複式3学級で17人。
「母校を地域で守ろう」
子育て世代を呼び込む「空家レンタル事業」
住民の力で動き出す。

家賃は2万円。
交渉が成立すると住宅を掃除・修繕する。
協議会の会長・副会長が窓口。

「自治会活積極的に参加してもらえるか」
「この地に長く住むことが可能か」
人柄を含めて面談。
そして誓約書を書いてもらう。

25世帯が移住。
現在も17世帯が定住。
10世帯の子どもたちが第一小学校に通う。

その学校と農業を始めた福島夫妻

全国では小学校の廃校の話がきっかけで地域づくり、地域振興を始めたところが多い。
廃校の学校をどう活かすかの振興策ではない。

どう活かしたところで、子どもの声が聞けなくなると未来はない。
今は確かに加茂小に行っても家は阿波にあり、問題はないかと思われる。

しかし、小学校がなくなれば、20年後その子たちが阿波に家を建てるであろうか。
おまけに、阿波に移住してくる若い人はほとんど現われないであろう。
各自治会子どもがいる世帯は1家族あるであろうか。

1学年1人の地域になる。
私には30年後300人、50年後150人の阿波地区しか描けない。

見過ごすわけにはいかない。