あばABAブログ

津山市阿波の情報をみんなに提供します。
どんづまりで何もない村ですが、自然が残っています。

新しいムラのかたちの視察

2012-09-28 06:27:51 | 勉強
NPOひろしまね事務所と島根県中山間地域研究センターの視察を行う。

阿波から10人の出席。

支所は木造平屋建てでその近くにひろしまねの事務所がある。


コイの養殖をしていた建物でドーム上になっていていい感じ。


口羽地区は人口800足らず、400戸、高齢化率は50%を超えている。

19年集落支援センター創設に向けた社会実験

20年新たな公による地域資源モデル事業

22年「口羽をてごぉする会」

23年240件の新聞配達を開始するため「LLPてごぉする会」   
    補助金を受けるため、振興協議会を立ち上げる。


組織運営は
社会福祉協議会の中に特別委員会。
振興協議会の中に企画推進委員会。
LLP(有限責任事業組合)も含め、同じ人がメンバー。


興味ある取り組みはふるさと米の販売、1.7トン。

21年からはじめた「悠遊倶楽部」の月一のお出かけツアー。

水田の管理状況が一目でわかる農地1筆マップ。

事務代行として、農地水環境事業と直接支払い制度
縦割りでない、総合的事務的運営機能。

地域マネージャーを専従事務員として配置。

課題は地域マネージャーの永続的な雇用。

地域だけでビジネス開拓し雇用に関する経費をまかなうというのは限界がある。
中山間は行政の支援が必要な地域。

ボランティア、奉仕的な行動も限界。
時間貧乏には成りたくないと小田博之さん。
今までの苦労がにじみ出る。

おばあちゃんが1人で作っている弁当をいただいて、
昼からは研究センターでいろいろな試みを見学。

これはシイタケの菌床栽培でなく、原木栽培。
ナイロンの屋根がシイタケの栽培のいい環境を作り出す。



サル・イノシシ獣害防御柵
草を牛に食べさせる実験


島根・広島ではNPOからLLPそして任意団体に移りつつあるのを感じる。
ニーズにあった事業をするため、助成を受けるため、それに応じた苦肉の策が見えてくる。


しかし、あまりにいろいろあるので圧倒された視察であった。
頭を整理しながらの報告となった。





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