ちょっと金曜日の出来事を書きますね。
午後からあるユーザーで打合せがありました。
打合せ内容を簡単に書くと
メーカーから、値上りをしているけど
付き合いも長く良く買って貰っているので
設備の価格、据え置にしておきますよ!
と聞いていたのに
商社のワタシが出した見積
高くなってるジャン!
ざーけんなよっ!って内容でして。
強気とも取れる文章のメールで
説明に来て欲しい!
とのことで行ってきたんですが。。。
とにかく客先内の
色々な人にそのメールがCCで入っていまして
普段は出て来られない
上の方も同席しての打合せという名の
見積の金額説明となりました。
こちらサイドはワタシ1人。
客先は2人の1対2
数的不利な中行いました。
客としては昨年の5月の見積金額
これがメーカーが言っていた
据え置き金額だと思っていたようですが
今年の1月に同設備の見積を出していまして
メーカー側としては
この1月の見積を言っていたんです。
そりゃー、去年の5月の見積と
今年の見積、金額も違っていますわな。
今、何でも値上がりしていますから。
その旨を説明をすると
あっけなく金額の相違が分かったようで
打合せは終了となりました。
そもそもですよ。
金額提示をするのは商社なんだから
メーカーがお金のこと
据え置きだとか言うなよ!ってこと。
そして金額が高いと思って
問合せをする際に
最初から強気に出る必要あるのかな?と
思うんですよね。
あれ?と思ってもフツーに聞けないんですかね?
「お客様は神様です。」なんて
よー分からんフレーズも昔ありましたが
今の時代、ワタシとしては買う方・売る方
どちらも対等だと思っているんですけど。

打合せに勝敗をつけるものではありませんが
勝ちか負けか選ぶとしたら勝った打合せです。
営業たる者
どんな理不尽を言われようが
極力顔には出さず、グッと飲み込み
冷静に大人の対応をすべきだと。
それが営業だと思っています。
そんな打合せを終えた帰りの夕日
茜色の空が
ココロに沁みましたぜ。