
<六曜社>
京都三条河原町を数十メートル下がったところに六曜社という珈琲店がある。ウィキペディアによると1950年の開店だそうだ。地下と地上の店がある。座ればコーヒーが定番で他に記憶がない。いまはドーナツもいいし、ウィスキーもたっぷりあるそうだ。
当時はブントなど親愛なる暴力学生、年老いたアナキスト、あるいは紙切れを取り出して何かを書いては思案している詩人風の女性などが出入りしていた。
僕は友達について1970年前からときおり訪れていた。席は混んでくれば誰でも詰め合わせで、もてない我々にも好都合であった。
この時も3人で席を占め、僕の隣の席にフーテン(ヒッピー)風の若い女性が座っていた。僕が夢中で喋っていると、彼女が突然手を出して「百円ちょうだい」と言った。一瞬戸惑ったがまあ百円ならいいかと差し出した。それから議論を続けた。
話が終わり外に出たとき、みんなが「お前見たか」と僕に尋ねた。彼女がスカートを脱いで見せてくれたのだと言う。隣で議論に夢中だった僕は何も気が付かなかったのだ。
まあそんな時代であった。
現在の雰囲気は次のところにある。 https://beacon-kyoto.com/spot/S0000000825.html
京都三条河原町を数十メートル下がったところに六曜社という珈琲店がある。ウィキペディアによると1950年の開店だそうだ。地下と地上の店がある。座ればコーヒーが定番で他に記憶がない。いまはドーナツもいいし、ウィスキーもたっぷりあるそうだ。
当時はブントなど親愛なる暴力学生、年老いたアナキスト、あるいは紙切れを取り出して何かを書いては思案している詩人風の女性などが出入りしていた。
僕は友達について1970年前からときおり訪れていた。席は混んでくれば誰でも詰め合わせで、もてない我々にも好都合であった。
この時も3人で席を占め、僕の隣の席にフーテン(ヒッピー)風の若い女性が座っていた。僕が夢中で喋っていると、彼女が突然手を出して「百円ちょうだい」と言った。一瞬戸惑ったがまあ百円ならいいかと差し出した。それから議論を続けた。
話が終わり外に出たとき、みんなが「お前見たか」と僕に尋ねた。彼女がスカートを脱いで見せてくれたのだと言う。隣で議論に夢中だった僕は何も気が付かなかったのだ。
まあそんな時代であった。
現在の雰囲気は次のところにある。 https://beacon-kyoto.com/spot/S0000000825.html
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます